以上に述べたことをさらによく理解するために, 可逆的な膨張あるいは
状態(P, Ti, Vi) から状態 (Ps, Te, Va) へと,断熱的,可逆的に変化
子間距離(従って, 密度) によらず, 温度のみの関数である.従って,
体の等温変化においては,内部エネルギーの変化はない。すなわち,
であ
化、熱。及び仕事がどのようになるのか, 調べてみよう。
例題1-1の(1-8)式より, 系に対してなされる仕事は,
W= -nRT In(-
等温可逆変化の場合
とな
Ve
(1-32)
と
AU = 0 = W + Q
(1-33)
である。故に、
Q= - W
Ve
nRT In
Vi
(1-34)
となる。
(b) 断熱可逆変化の場合
るものと仮定する。断熱的な可逆膨張(あるいは圧縮)の場合には, d9=1-
あるから,
dU = dW = -PdV
(1-35)
である。3つの状態量 P, T, Vは,状態方程式で関係づけられているから。
独立変数は2つである。T, Vを変数に選ぶことにすると,
dr-()a (),av
dT +
(1-36)
V