英語における修飾語は、大きく形容詞タイプと副詞タイプに分かれます。
名詞を就職するものを形容詞、名詞以外を修飾するものを副詞と考えればOKです。
副詞節ということですので、If,When,After,Scince,As・・・といった[接続詞+S+V]のカタマリを想定していると思います。
これらは、名詞を修飾していないので、副詞タイプで、SVがあるので、節というカタマリになります。
副詞を”動詞を就職する”と定義していないのは、
例えば、so ~ that S+V の構文のようなthat節は、 ~を修飾するので、
名詞以外を修飾する、という大雑把なグループ分けの方が、案外正確なのです。
基本的に、英文の構造把握を行う場合、最初に見るのは動詞です。
名詞は、SOCや前置詞の後ろなど幅広く使われますので、
動詞を探し、メインのSVを確定させます。
文型で習ったように、英文はどんなに複雑でも、5つのどれかになります。
SVが複数あれば、それは、メイン1つ、残りは接続詞や関係詞などの修飾語になりますので。
その後、動詞の用法や、接続詞の節、前置詞+名詞などの修飾語句をピックアップしていきます。
それらの修飾語が形容詞タイプなのか副詞タイプなのかは、
形式的には、およそ決定しますが、実際には細かく見ていく必要があるので、
基本的には「修飾語」として認識すれば十分です。
和訳の際に、適切な修飾関係を意識すれば良いですので。
また、SVOなどは、英語ではV+Oという関係ですが、
和訳の際には、目的語が動詞を修飾しているようになってしまいます。
ですので、副詞であるかどうかは、そこまで意識する必要は無いと思います。
長くなりましたが、回答になっているでしょうか。
もし、不明な点がありましたら、改めてお聞き下さい。
ご丁寧にありがとうございます。
副詞節、名詞節、形容詞節はどんな時に意識すれば良いでしょうか?
いずれにしても、節があるということは、SVが複数存在している、ということなので、
主節がどこなのかを意識するだけで良いです。
あえて注意するとすれば、that節でしょうか。
これは、名詞節、形容詞節、副詞節のいずれもありますので。
後は、if, whetherの節は副詞節か名詞節か、という点は文法上重要ですね。
通常、読解をする上で、節の種類を意識することは、ほとんど無いと思います。
名詞節は、SOCになっているので、文の中心的構造となりますし、
形容詞節は関係詞が作るので、これも気づきやすいですし、修飾先も先行詞なので
難易度は高くありません。
副詞節は、接続詞が作っているので、これもすぐに判別できます。
修飾先を見極めるだけですね。
ご回答ありがとうございます。
度々の質問で恐れ入りますが、修飾語か副詞かのどちらを先に見るべきでしょうか?