こんにちは。
まず、問題文中に「後の①～⑩の中から」とあるので、次のページに⑨・⑩があるのではないでしょうか？
ａ・ｂ・ｄ・ｅ、正解です。
ｃだけは違います。
ａ．「～ず」に続けると「植ゑ/ず」とエ段音になるので下二段活用。「ゑ」が用いられていることから「ワ行」です。（＝ワ行下二段活用）
ｂ．上一段活用はそれに含まれる単語は覚えておかねばなりませんね。
「ひいきにみゐ/る（ひる・いる・きる・にる・みる・ゐる）」と覚えたのではないでしょうか？
その「ゐる」です。「ゐ」がワ行なので、「ワ行上一段活用」
ｃ．「見る」のことだと思われたのだろうと推察しますが、
「見る」（マ行上一段）ならば「み/み/みる/みる/みれ/みよ」と活用し、「見え」がありません。
ここは、「見ゆ」（現代語の「見える」に相当）です。
「見え/ず」とエ段音になるので「下二段活用」。
「え」はア行にも存在しますが古典のア行動詞は「得（や心得など）」しか存在しないことから
「やいゆえよ」の「え」と考えて、ヤ行。（＝ヤ行下二段活用）
ｄ．上記の「得」でア行。「え/ず」とエ段音になることから「下二段活用」。（＝ア行下二段活用）
「ア行」といえば「下二段」と覚えておきましょう。
ｅ．上記「上一段」の「いる」にあたります。
これも「得」ではないので「ア行」ではなく、「やいゆえよ」の「い」と考えて「ヤ行」。（＝ヤ行上一段活用）
