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それぞれを話す前に句と節のお話をします。
例えば、①I live in Japan.という文は、IとliveとinとJapanという4つの単語で出来ています。でもin Japanは前置詞がつくる「塊」として見ることもできますよね。他にも②Would you like something cold (to drink)?という文ではto drinkというのは不定詞がつくる「塊」として見れますよね。あるいは、③I know (that he is a doctor).や④(When she woke up), she felt cold.という文では、( )のところが塊になりますよね。こういう塊のことを句や節と呼んでいるんですが、その2つの違いは、塊の中で文が完結している、すなわち主語と動詞という構造を持っているかというところにあります。
①②でin Japanとto drinkはどちらも主語+動詞という構造はありません。これを句といいます。③④でthat he is a doctorはhe is、When she woke upはshe woke upで主語+動詞の構造を持ちます。これを節といいます。
また、塊で見たときに、それぞれには文法上の役割があります。
①ではThey live in Japan.のin Japanは動詞liveに場所の要素を付け足して修飾するという副詞の役割をしているので副詞句です。②ではto drinkは名詞somethingを修飾する形容詞の役割をしているので形容詞句です。③では節となって長いのでわかりにくいですが、例えば( )のところにthe boyという名詞を入れたら文が成立しますよね。I know beautiful(形容詞).やI know very(副詞).はおかしいですね。だから名詞の役割をする名詞節です。④では、別になくても文が成立する要素なのでwhen節は副詞節です。副詞や名詞や形容詞の役割は写真に載せています。ここで、③④では節以外のI know やshe felt cold.は文の骨格をなすメインの文です。こういうやつらを主節といいます。
