✨ ベストアンサー ✨
問1は②④です。念じているのは心さかしき者、つまり精神的に強い人物です。とはいえまわりがすっかり萎縮するくらいですから、全くダメージが無いわけではないです。最後にはただただ震えています。よって無理をしていたという意味の②、何に対して無理をしていたかというと、④となります。
問2は①④です。
僧都は娘に対して「はかなし」と思っています。この時代後見人もなしに良い結婚をすることは難しかったので、それを案じています。(ちなみに昔は恋文のやり取りのみで結婚相手を決めることが多く、実際に会う段階ではすでに結婚を前提にした関係性です。よって見る=結婚するという意味で使われることがよくあります。)娘を「はかなし」の状態に追いやったのは島流しにあっている自分なので、罪悪感の④です。
問3は④③です。
これは「かくる」という動詞が分かっていないと厳しい問題です。「かくる」とは亡くなるという意味です。(現代でもお隠れになるという言葉は時々使います。)つまり両親が立て続けに亡くなってしまったのです。物見遊山や詩歌を楽しむ余裕はないので②か④、ながむの意味合いにより適しているのは④です。
次の問いで迷うのは③か④だと思います。両親が亡くなっているからと次の問いで④と答えるのは早計です。悔恨とは後悔や反省を意味しますが、両親の死に姫たちの落ち度はないので不適切です。文章の最後に面倒を見てくれるひともいないとも出てきますから、拠り所のない寂しい生活の③が正解となります。
詳しく説明していただきありがとうございました!
これからも似たような質問するので、見かけた時に教えてくれると凄く嬉しいです!