歴史
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縄文時代の人々が徐々に打製石器から磨製石器を使うようになったのは何故ですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

打製石器と磨製石器の違いはわかりますか?
違いと言っても作り方も違いますし、用途も違います。
そもそも打製石器は石を打ち割って作る石器です。
で、磨製石器はそれを磨いて作る石器ですね。
これと当時の気候から考えていくと。
旧石器時代(打製石器が良く使われていた)では、氷期と間氷期を繰り返す氷河期でとても寒い時代でした。
→日本も更新期末期日本列島と大陸が陸続きになっていた。
北方からヘラジカやマンモス
南方からナウマンゾウ
これらの獲物をおって、大陸から狩人やその家族がやってきた。

その大型動物を狩るためはたくさんの人で袋叩きにしないといけない。
→数の暴力で獲物を狩っていたから、
武器の質など必要ありません。
だから、簡単に作れて、加工の手間の少ない打製石器が使われていた。

じゃあ新石器時代は?
ちなみに日本で言う縄文時代・弥生時代へ
徐々にこの時代になると、気温が上がり、大型動物は絶滅してしまいました。
代わりに、イノシシやウサギといった小型動物が増えました。
→ただ、この小型動物すばしっこい!
打製石器だと、重たくて不利。
ここで、弓矢や磨製石器を使い始めました。
質の良い(切れ味が良い)磨製石器を使うことで、採集や漁にも適した。

これをまとめると打製石器から磨製石器に変わったのは
1、環境的要因
2、利便的要因
が考えられるね。
旧石器時代…狩猟などが中心の移住生活
縄文時代…狩猟や漁など中心の定住生活
→この違いをおさえておくといいね👍️

PINK

くわしく教えて下さり、ありがとうございました‼︎

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