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圧力は、その意味を押さえれば公式なんていりません。圧力というのは1m^2あたりに加わる力のことです。単位はN/m^2です。だから、底面積が2m^2で20Nの力で押しているとき、
2[m^2]:20[N]=1[m^2]:?[N]
という式から1m^2あたり10Nとなります。圧力の定義から10N/m^2です。
N/m^2というのは力の単位Nと面積の単位m^2を組み合わせてできた単位ですが、よく使うので組み合わせて作った単位で書くのではなくて、1つの新たな単位を作ろうということでPa(パスカル)という単位を使うこともあります。つまり、N/m^2=Paです。
ここで、大切なのは単位をきちんと合わせることです。力の単位はNしか出てきませんが、面積の単位はcm^2がよく出てきます。しかし、圧力の計算ではm^2しか使ってはいけません。つまり、cm^2からm^2への変換をしてから圧力計算に入らないといけません。
小4算数の面積のところでやったと思いますが、復習しておきます。
cm^2というのは1cm×1cmのタイルがいくつ入るかを表す単位です。2cm×3cmの長方形の中には1cm×1cmのタイルが6個入るから6cm^2です。
m^2というのは1m×1mのタイルがいくつ入るかを表す単位です。2m×3mの長方形の中には1m×1mのタイルが6個入るから6m^2です。
また、100cm=1mです。だから1cmにするには1/100倍して1cm=1/100(m)です。よって
cm^2=1cm×1cm
=1/100(m)×1/100(m)
=1/10000(m^2)です。
よってcm^2からm^2へは10000分の1倍する必要があります。
まとめると圧力の計算は
①面積の単位をcm^2からm^2へ直す
②比をたてる
で処理できます。
早速ノートに書き写しました！
丁寧にありがとうございます😊