回答

✨ ベストアンサー ✨

まず「遺伝的浮動」というのは、簡単にいうと
「ある集団内の遺伝子プールにおいて、遺伝子頻度が変化すること」ですよね。

いままで個体数が十分に多かった集団において突然個体数が激減したら、交配に偏りが起こると思いませんか?

例えば、1000匹で構成されている性比(男女比)に偏りがない集団で大量死が起こって5匹ずつのオスとメスが生き残ったとします。

このとき生き残った10匹は、「優性ホモ9匹、劣性ホモ1匹」かもしれないし、「劣性ホモ8匹、優性ホモ2匹」かもしれません。 (極端ですが)

そうなると、生き残った個体が持っている遺伝子によって、遺伝子頻度がかなり変わってきますよね?

これは、生き残った個体が少なければ少ないほど大きな影響になります。

厳密にはちょっと違うんですが、イメージとしてはこんな感じでどうでしょう。

つまり、「遺伝的浮動が促進される」というのは、
「集団内の遺伝子頻度が大きく変わる」と解釈できそうですね

ま ゆ

ありがとうございます!
瓶首効果が起こったときには遺伝子頻度は増加する というのはあってますか?

そうとは限りません。

そもそも「遺伝子頻度」というのは、ある対立遺伝子に注目して考えるものです。
例えば、ある対立遺伝子をp,qとするとp+q=1が成り立ちます。

したがって、「pの遺伝子頻度が増加する」という言い方はできますが、「遺伝子頻度」そのものは増減しません

ま ゆ

ありがとうございます!!

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