読んだ事がないので、この部分だけの印象になります!
よし江についてこの辺りから鑑みるに、
全てを客観視できるタイプなんだと思います。
疲労が溜まってるところにまた患者を受け入れた先生に対してイライラするけど、理解できてしまう部分もあって、ギャーギャー文句を言えない。「嫌だと思って嫌といえたためしがなかった」
他の罪のない同僚にも当たれない。
婦長室の物にあたるか、というと、みっともないし、書類ぶちまけたり物を壊すと後片付けが面倒。
というように自分の事も周りの事も見えるので、物や人に当たれないタイプ。
なので、そういう時は整理整頓するついでに物に当たったりしていたのではないでしょうか。
いつもより乱暴に、書類や鉛筆をガンガンと揃えたり、椅子を力をこめてガンっとしまうなど。
でも、全部キチンっと整理整頓されている。
もやもやイライラを自分で消化するを得ない、いつものように辛抱するしかないと諦める場面だったんじゃないでしょうか。