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CuCl2aq(塩化銅水溶液)は、水溶液中でCu^2+とCl-に電離しており、これを電気分解すると、陽極には気体のCl2が、陰極にはCuが析出します。
これを式にすると
CuCl2→Cu^2+ + 2Cl-
陰極:Cu^2+ + 2e- →Cu
陽極:2Cl-→Cl2+2e-
となります。(e-は電子を表す)
CuCl2 1.89gはまず電離をしますが、このとき、Cu^2+とCl-は粒子の数で言えば1:2の割合で電離します。しかし、そもそも2つのイオンでは、たとえ1粒でも質量が違います。質量比は、問題で与えられているとおり、20:11です。よって、数で1:2、質量比で20:11なので20×1:11×2=11:10の割合です。ちなみに、与えられている質量比は原子ですが、電子の質量はとてもとても小さいのでイオンだろうと原子だろうと質量比は変わらないとみても大丈夫です。
よって、CuCl2 1.89gは0.9gがCu^2+,0.99gが2Cl^-となります。2Cl^-→Cl2+2e-より0.99gがCl2となります。
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