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メルカトル図法と正距方位図法についての質問です。
メルカトル図法は正しい方角を示していると書いてありますが、実際正距方位図法との方角が違うのはなぜでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず方位と方角の違いですが、方位は、常に子午線に対する方向を示し東西南北の4方向を基準として、周角を8等分(北東など)、16等分(西北西など)したものが用いられます。方角は方位ほど厳密ではなく、自分のいる場所を基準に「あさっての方角」などと言うように、東だったら厳密な東ではなく曖昧さがあり東の方という感じだと思います。
メルカトル図法は等角図法で等角航路が正しく表されます。経線に対して一定の方向に進んでいけば目的地にたどり着きます。教科書などではよく東の方角に等角航路で進んでいくとサンフランシスコに到達しますが、でも日本の真東はサンフランシスコではなくアルゼンチンのブエノスアイレスですよね。この様に方角とは必ずしも本当の方位を表しているわけではありません。
正距方位図法は名前の通り、図の中心から任意の点までの方位と距離を正しく表現した図法です。ですからこの図法での東の方向は本当に東なのです。
わかったようでわかりずらい説明だったかもしれません。

ゲスト

ありがとうございます^_^
なんとなくわかりました!

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回答

日本語としてはやや違いますが、方位と方角は科学的に違いはありません。
角が正しいのが正角図法です。方角ではありません。もちろん方位でもありません。
だからメルカトル図法は正しい方角を示していると書いてある本があるならそれは間違いです。「方」をとらんとあきません。
任意の地点からの直線と経線との間に生じた角が正しく描かれたものが正角図法です。

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