【ワクワクする】
バカみたいだけど効果あるのが、
めっちゃワクワクしながら読む、ってやつです。
たとえばすごい面白い小説とかドラマって、「次どうなるかな」って想像しながら進むじゃないですか。
こうやって想像しながら読むと、
次の行が想像と合ってたときも、裏切られたときも、
鮮明に記憶に残るし、なにより文章の理解度が上がるんですよね。
つまんない論説文とか、読み終わってもなんにも覚えてないじゃないですか。
なぜかって、ワクワクしてないからですよ。
興味を持って読めば、格段に理解が進むはずです。
文章を記憶に残しておく利点は、
①問題を解くときに文章をめちゃくちゃ探さなくてやくなる。
-どこに何が書いてあるか覚えてれば、解答根拠がどのあたりか見極めがつきますよね。
②同じようなテーマの文章で有利になる。
-入試現代文には頻出のテーマがあります。「西洋と東洋の美意識」とか「情報化」「近代化」などですね。
-テーマの背景知識を一生懸命勉強するのもいいですが、問題演習を繰り返すときに知識や学者の考えを頭に入れていれば、同じテーマのときに確実に読みやすいはずです。
【「対比」こそ現代文のカギ】
現代文ではふたつの事が対比されていることが非常に多いです。
「西洋と東洋」や「筆者の意見と世間の意見」、「今の日本と昔の日本」など。
これらのどっちを言ってるかを、棒線と波線で分けて線を引いてみてください。空欄の部分が波線なら、ほかの波線の部分を参考に埋めてあげればいいだけですよ。
【絶対はない】
選択肢に「必ず」や「全くない」とある時、その選択肢は 97% くらい不正解です。
問題に出されるような論理的な文章において、「絶対」と言い切ることはほとんど無いからです。
世の中のものごとには大体、例外がありますもんね。
【選択肢を読む前にいっかい頭で記述】
選択肢問題は、たとえばウが正解のとき、アイエはめちゃくちゃそれっぽい不正解ですよね。
なのですぐ見ちゃうと全部合ってるように見えちゃう。
問題を読んで、選択肢に行く前にいっかい記述問題だと思って頭の中で自分の答えを書いてみてください。
そっから選択肢を読むと、アイエの間違いが見えてくるはずです。
ちなみに「文章より先に問題を読む」っていうもうひとりの方の回答はすごく大切なので実践してほしいのですが、当然そのタイミングでは「選択肢」まで読んではいけませんよ!理由は今言った通り。
さらにちなみに、これは英語長文でも全く同じです。文章の前に問題!
【ペンを持って読む】
これは僕の癖なので、効果あるかは分かりませんが、僕はペンを持ってないときは文章を理解する力がぐんと落ちます。僕だけかな。
自分が呼んでる行をツーーっとシャーペンで薄く追いかけて、大事なところで強く線を引くのが僕のスタイルなんですが、この辺に関しては自分で読みやすいスタイルを探してみてください。
あと、苦手な人にありがちなのが、先に文章を読んでしまうということです。
先に問題文を読んでから、必要なところだけ文章を読まないと、時間が足りなくなってしまいます。