古文
高校生
解決済み

「橋の霜の上を夜半にふみわけことさらにこそとなむのたまふ」という文があるのですが、この"こそ"の結びは文末にないため係り結びの法則としては成立していない【結びの消滅】と言えますか?また結びがあるとしたらなんと入るでしょか??

回答

✨ ベストアンサー ✨

「こそ」の下に引用の助詞「と」があるので、

「『橋の霜の上を夜半にふみわけことさらにこそ』となむのたまふ」

このようになります。
なので、「こそ」は結びの省略です。
また、「のたまふ」は「なむ」の結びなので連体形になります。

省略された結び部分は何だったのかは分からないものなんですか?

ももすけ

たしかこの文は「カササギ」が主語だったと思うのですが、だとすると文脈的には「来しか」「来にしか」「参りつれ」とかだと思います。

「カササギが渡した橋に下りた霜の上を、この夜中に踏み分けて、わざわざね(来たんだよ)」

↑こんな感じの訳になるはずです。

分かりやすかったですありがとうございます!

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