ご存知かと思いますが、|x-1|のような式は絶対値を表しています。そのため、|x-1|の値は必ず0以上の値でなければいけません。
たとえば、|x-3|という式があったとして、x=4のとき、|4-3|=|1|=1となります。これは、|x-3|の中身が正の数になるため、問題ありません。
しかし、x=2のとき、|2-3|=|-1|=1となり、絶対値のカッコを外すときに符号が変わります。
つまり、x-3の値が0以上になるかどうか、すなわちx≧3を満たすかどうかでカッコを外すときの対応が変わります。
この問題の場合、|x-1|と|x+1|があり、x<-1のときは|x-1|と|x+1|はどちらも負の数になり、-1≦x<1のときは|x-1|のみが負の数となり、それぞれカッコを外すときに符号が変わります。
場合分けを見分けるコツは、絶対値カッコの中が0になるxの値を探すことです。
慣れるまで頑張ってください。
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