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解決済み

「スラッシュリーディング」信奉者へ質問。

私にはスラッシュリーディングの意義が分かりません。逐語訳に比べれば一度に訳す語句の範囲が広い分だけ意味を正しく訳に反映出来ているでしょうが、訳文は文として成っていません。逐語訳から「逐語句訳」に変わっただけで大差がないように思います。

スラッシュリーディング(以後SRと略す)は、
単語ではなく語句で捉えるという点で逐語訳よりマシですが、文構造の把握を蔑ろにしている点では逐語訳と同様に意味のない付け焼き刃だなと思っています。

区切って日本語に置き換えるだけのSRは文構造の把握を蔑ろにして「逐語句訳」を作り、雰囲気とフィーリングで文意を整えようとする創作活動のように思えてならない。

なぜ「主語」「述語」「目的語」「補語」「修飾語」と文構造を把握し「翻訳調(原文構造を反映しそれを日本語の語順に並べ直した訳文)」にすることを嫌がるのだろうか?

・日本語の語順に並べ直したり、
日本語に訳すまでもなく英語を英語のまま理解するためには、
「英語の文構造の把握(SVOCM)」は不可欠です。
・「SVOCMが分かれば日本語に変換しなくても英文の文意が分かります」
・「SVOCMの把握の訓練こそが英文読解の肝であると私は考えています」
・SVOCMの把握の一歩手前で「語句や節の構造を認識する」だけに留まるSRに意義を感じません。
・肝心なのは例えば「to不定詞句」だと気付くことではなくそれが「名詞句でSなのかOなのかCなのか」「形容詞句なのか」「副詞句なのか」といった判別をするところであり、また「that節」だと気付くことではなくそれが「名詞節なのか」「形容詞節(関係詞節)なのか」「副詞節なのか」といったところまで判別や識別をすることだと私は思っています。
・SR(スラッシュリーディング)で区切り、「SVO+to不定詞句」だとか、
「SVO+that節」と分かるだけでは何の意味も無いと私は思っています。

SR信奉者や代弁者がいれば、
SR教えて貰いたいです。

…the fact that your strong ambition is driven by the need to prove that your parents are wrong in assuming that you'd achieve nothing great.

ある参考書に「日本語順訳」と「SR訳」が載っていました。本当に「SR訳」で意味が分かりますか?

私には「SR訳」の内容はちっとも分かりません。

よって. この方法で正しく理解するには 「日本語の諸順に並べかぇる| すなわち後ろから前に訳す作業が必要になります。 the fact that your strong ambition is driven by the need to prove that your parents are wrong in assuming that youd achieve nothing great. っ あなたは何も偉業を成し遂げられないだろうと思っている点においてあ なたの両親が問進っていることを証明したいという欲求によって, あな たの強い野心は動かされているという事実 とれで意味がとおるようになりました。 しかし. これでは時間がかかりすぎてしまい, 「速読] とは言えません。 文が長くなればなるほど, OOべべ
J。 英語をイメージでとらえて前から央に理解するやり方を見てaa イメージ] ですので言某にしてしまうと多少わかりにくくなる9s +が あえて頭の中での工程を文字化すると. 以下のようになります。 ーーーーーーーーー- / the fact that / your strong ambition is driven / by the nee to prove that / your parents are Wrong / in assuming that/ youd achieve nothing great. スラッジシュリーティ ッ/ よ 事実というのは こういうことだ / あなたの強い野心は動かされてぃ る / 欲求によって / それは次のことを証明したいという欲求だ /ぁな たの親は間違っているということを それは親が次のように思ってぃ あなたは何も停業を成し遂げられな るのが間違いだ / ということだ いだろう / と思っているのが。 とれなら, 日本語の語順に直さなくても意味が理解できますね。これは. 語切の知識と文法の知識を同時に用いながら, 前から順番に一度で読んでし まうやり方です。これなら, 後ろから戻ることなく, 前から読んでいけます ね。
英語 読解 スラッシュリーディング まやかし デタラメ 文法 品詞分解 構文把握 英文読解 日本語訳 語順

回答

回答

正直なところ、あなたが仰ったようなこと、即ち文構造を瞬時に取るなんてのは出来て当たり前で、また、できなければならないと思ってきます。(もっとも、簡単な文章、例えばセンター試験程度ならばS.R.するほどのこともありませんが)
個人的な意見ですが、S.R.をするには、瞬時に、そしてとても自然にS,V,O,C,Mを判別でき、かつ、例えばso~thatであったり、同格のthatといったものを判別できる能力が大元の前提条件だと思っています。そして、その条件をクリアしないままS.R.を行う者もいれば、しっかりとクリアする者もいる。即ち、その人個人の態度に依るのではないでしょうか。よって、一概にS.R.は悪であるとか、善であるというような極論を繰り広げるより、中庸を追い求めてはいかがですか?僕はここで如何様にS.R.を定義しているのか分かっておらず心苦しいばかりですが、僕は以下のようにしています。
意味のまとまり、というよりはむしろ構造で切る。
e.g.) the fact / that your strong ambition is driven by the need to prove /that your parents are wrong /in assuming that you’re achieve nothing great./
読みとしては、
その事実/ 〜ことを証明する必要性によって、人々の強い野心は突き動かされているのである/ 〜とは、自身が偉業を成すことはないと両親が決めてかかる点で、両親は間違っているのだということ。
構造としては、後ろのby the need to prove that のthat以降が大きな塊になっているように見えたのでここでストップ、あとはその塊を解釈してかかるということですね。
まあこの程度の文章の “かたさ”であれば、S.R.するまでもないかもしれません。前から読んで行けば和訳しなくても意味はスラスラ入ってきますからね。ただ、例えば京都大学で出題されるようなかたい文章ならば、S.R.つまりは日本語を介して理解する必要が出てきます。しばらくは日本語を介さずに理解できるレベルを上げることでしょう。センター試験程度の英語を日本語を介さず理解できて、かつ45分程度で解き終わるぐらいが目安としては十分だとおもいますよ。

なお

返信ありがとうございます。共通認識が未形成で、話がぷかぷか浮いてしまっているため、語義を明確や解釈について質問させていただきます。また、最後に色々と返答させていただきます。
語義
1
そもそも、英文読解とは何をもって英文読解とするのですか。あるいは、具体的に何を指しますか。
2
句や節の分析とは、その文法的な役割を解釈すると認識していますが、相違ないですか?

質問
1 甲
「英文読解の大前提である」の前までを要約すると、S.R.は、あなたの定義するところの句や節の分析することなく日本語に訳し、日本語から適当に辻褄を合わせて理解しようとする試みに過ぎない、こういうことだと思います。ここまではいいですか?

私の寡徳が致すところですが、S.R.では句や節を分析していない、あなたのいう英文読解に至っていないという過程をもう少し丁寧に説明していただけると嬉しいです。

2
京都大学の問題を試験時間を図って解いたことはありますか?

なお

返答
確かに翻訳調に訳した方が分かりやすいかと思いますが、問題は時間かと。個人的な意見ですが、読む際には対比の構造や論旨を適切に掴めればよく、それは日本語に訳出しようとすると面倒なので、結局この文は、パラグラフはこういうことを言いたいんだよな、それだけ取れれば十分です。これは決して、デタラメに訳しているわけではありません。文構造に則って訳していっています。ただ、いちいち後ろから前に戻る必要がないと感じているのでS.R.風になってはいますが、これはあなたの想定するS.R.は一線を画すように思います。

なお

端的にいえば、文構造をがっつり取った上で意味がわかるため、わざわざ後ろに戻って日本語に訳すの甚だ荷厄介だということですね。京都大の問題でたまにうん?となることはありますが、パラグラフで言いたいこと、対比から導かれることなど、意味を取っていればS.R.風でも別段問題ないということですね。

なお

おおよそ言わんとしていることが見えてきました。つまり、表面上の情報、thatがあるなあであるとか、to不定詞が用いられているなあ、などといった事柄にのみ注目して、それがどういう意味であるのかに思慮を及ぼさない、そういった行動に対して問題意識を持っている、そういうことですね?

もしそうだとすれば、全くその通りだと思います。そもそも、そういった事柄を無視して読もうとしていること自体論外だと考えます。
僕はそういった用法もS.R.のうちに判別しています。確かに、訳としては出していませんが、それは解答用ではなく、読むためだからです。あなたのはじめの写真で言えば、同格のthatであるとか、that 節というのは、見抜いていますが、訳にはあまり出していません。面倒だからです。読むときには、頭の中では、同格の中が~で、〜という事実、と捉えていますが、それをいちいち訳出するのが面倒です。構造で捉えるようにしているのはこの為ですね。僕の頭の中では、
the fact that your strong ambition is driven by the need to prove that your parents are wrong in assuming that you’d achieve nothing great
は、
the fact 同格that あなたの野心はthat節以降を証明する必要性によって突き動かされる、that節以降 : that節以降を想定している、前提としている点において、(想定している時、の可能性もある)あなたの両親は間違っているということ、
that節以降: あなたは偉業をなしはしないであろう
と、敢えて日本語を介在させればこうなるでしょうが、読むときには、どんなに日本語を入れても、
the fact that(同格) your 野心 is 突き動かされる (受け身で、SVとして完結) by the need to prove that(節) your parents are wrong (SVCで完結) 想定するとき/点で、前提とするとき/点で、決めてかかるとき/点で、that(節) you’d (=you would 仮定法かな) 何も偉業を達成しない (SVOで完結)
結果として、事実の説明で完結。
簡単に言えば、親が自分を見くびっているのを見返したくて野心を燃やすという事実
程度です。構造はぐちゃぐちゃになるので書きませんが、こういった構造の把握や意味はS.R.する際は当然すべきで、それが当たり前にできて、わざわざ考えなくともわかるのでS.R.しているというのが僕の現状ですね。

なお

お見受けしたところ、英語を真面目に勉強している方のようなので、蛇足かとは思いますが、僕はむしろ、全体の流れを大切にしたいのです。
例えば、
To arrange your books on the shelves properly is a difficult task. If you arrange them according to their contents you are sure to get an untidy shelf. If you arrange them according to their size and colour you get an attractive shelf, but you may lose sight of the books which you want.
ですね。面倒なので訳しはしませんが、僕がここで注目したいのは、文章全体の構造ですね。これは、books というのは、contents やtheir size and colourで整頓しようとすると、必ず片方が失われてしまうのだ、だから、適切に棚に整頓するのは難儀である、そういう主張ですが、いちいちif がここで切れていて、などとやっていてはこの話が掴めないのです。少なくとも、僕はそこまで知能が高いわけではないので、そんなことでぐずぐずしていると、話がとんとわかりません。今はこんな可愛い文章ですからいいものの、例えばその論証がやや蛇足も混じり長くなっていったとき、迷子になってしまうんです。そういう時、S.R.で、適切に内容を把握しながら読んでいると、結局このパラグラフではこういうことが言いたいんだよね、なら、この解釈は間違っているな、とか、その比喩は結局こういうことだよね、ここは対比だからこういう方向で解釈すべきだろうな、なんて考えながらサクサク進められるんです。僕も言っても京都の問題は3.4年分程度しかやっていないので心苦しいのですが、東京大学の問題ならそういう風に進めるとかなり効果的です。つまり、限られた時間を個々の文章の解釈に費やすのではなく、パラグラフ単位や対比の構造というような大きな構造を取りに行くのに費やすために、サクサク進めることのできるS.R.を用いているわけですね。もっとも、S.R.はスラッシュを入れることすらしていませんけどね。

なお

一応定義を確認しておきましょう。あなたの定義するS.R.とは、基本的に、
逐語訳が主な要素であり、ただただ英単語を日本語に変換しているに過ぎない。この時、SVOCMなどと構造を取らず、日本語からそれらしい訳を紡ぐものである。
一方僕は、
構造で区切り、後ろに戻っていちいち日本語の並びにするのではなく、前からどんどん読んでいく。この時、SVOCMおよび文法事項を確認しながら読んでおり、主な目的は単文の理解ではなく、文章全体の把握である。
としています。

粗末な要約について
これは、意味を把握した上で結局何が言いたいのかという際の話です。つまり、これはまさに読んでいる時の訳ではなく、立ち止まって考えたときになされる訳ですね。また、事実というのは、から始めるとthe fact is that と文章をなしているように見えるので僕は避けているだけですね。あくまでこれは大きな名詞ですから、一応名詞の形で完結させてやるべきだと思った次第です。そこにS.R.派であるとか、そう言ったことが垣間見えるとは皆目思いません。

また、英文構造に則って捉える側であることは間違いありません。ただ、その構造を大きく捉えて、保留しながら読んでいるという点で、すなわち後ろに戻らない点でS.R.をしていると自認しています。これは定義の問題ですし、自分自身S.R.をかなり広い意味で捉えているつもりなのでそこで齟齬生じるのはやむを得ないかと。

線を引かなければS.R.でないとは思いません。S.R.の意義とは、単に逐語訳することにあるのではなく、構造をがっちりとることでなあなあで読んでしまわないことにあると思っています。つまり、構造を取り、その際返読することなく読むのであれば、S.R.なのではないかと考えています。無論、これも定義の問題なのですが。

追加質問1
僕の規定するところでは含まれます。

追加質問2
別物だと考えます。

追加質問3
そうですね。端的に言えばSVOCMに即して読むということですね。僕の定義するところでは、これはS.R.に含まれます。ただ、あなたの定義するところだと、一線を画すと思われます。

なお

おやすみなさい。

なお

こんにちは。
新たな観点を僕は提供できたようですね。文章を読むだけでならば確実に翻訳を大切にすべきです。ただ、試験時間内に最高のパフォマンスをする、即ち効率の面から考えた結果、僕は今のようなことをしています。話しを伺っている限り、おかゆさんはどうやら英語が得意なようですね。おかゆさんがどのような段階にいるのかは図りかねますが、読解のベースはあなたのおっしゃる所の翻訳調です。翻訳に関して取り上げるならば、西きょうじという人をご存知でしょうか。大学受験のために何か訳に関しての書籍を買うならば、僕は彼の書籍をお勧めしますね。あと、標準問題精講もお勧めですよ。要らぬお節介やもしれませんが、参考までに。

なお

お久しぶりですね。
何が直訳で何がSRであったか忘れているのですが、端的に言えば何ですか?

なお

まあ、僕が現在思うように直訳してみますと、
彼らの人生/生活というのは、彼ら(のうちだれか)が勝利したり終わらせたりは決して出来ない一種の戦争のようなものである。というのも、彼らが欠いているものは一体なんであって、また、どこであるいは如何にしてそれ(what they are lacking)を見つければ良いのかも、彼らは知らないからだ。

こんな感じですかね。

なお

つまり、解決策がわからないから解決されないまま循環しますよね、とこう言いたいんじゃないでしょうか。

なお

大胆に意訳すれば、
彼らの人生というのは、一種の戦争であるが、勝者がいたり、終焉があるわけではないのである。というのも、彼らの勝利に必要であるが現在は欠落しているものが一体何であるか、はたまたどこで、どうやって見つけ出せば良いのか、彼らは知らず、お手上げだからだ。
程度でしょうか。

なお

勝者がいたり、終焉があるわけではないのである
→勝者がいたり終焉があったりは消していないのである。
ですね

なお

もうちょっとまともな訳ができればいいんですが、不調ですね😅

なお

おおよそ似ていますが、becauseの訳出としてはそちらの方が明確ですね。それで、僕はspeakerなのかlistener なのかどちらなのでしょうか😅

なお

つまり、あなたに心境の変化があったことはわかりましたが、それが一体どうしたのかという話ですね。あなたの話を聞いて、僕はただ聞くだけの受動的なlistenerであればいいのか、聞いた上で議論を発展される能動的なspeakerであれば良いのか。

なお

そうでしたか
お役に立てたようで良かったですよ。
こちらこそ、訳の勉強になりました。それでは失礼させていただきます。では。

なお

あとは、こっそり大学の授業に出席とかいいんじゃないですか?

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どちらかというと、SVOCMを正しく取れるようになるのが基礎で、意味のまとまりが瞬時にわかり、構造分析を詳しくせずとも大意が前から読んで取れるようになるのはその先の応用です。
もしまだスラッシュリーディングが難しいのであれば、基礎をしっかりと学ばれるのがよろしいかと思います。速読には有効なやり方ですが、基礎を固めてからでないと感覚がつかみにくいでしょう。

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