✨ ベストアンサー ✨
個人的に評論は読み取るというより、つながりを探ったり、キーワードやポイントとなる文を探すという点で、どちらかというと数学っぽいと思います。
この問題では、まず遠近間が喪失された情報とは何かを探ります。
このとき、自国から離れたところでの戦争=遠い地の出来事=遠近間が喪失された情報であることがわかります。すなわち、この情報とは戦争を指しています。しかし、これだけでは少し情報が少ないので、より具体的な情報を探します。すると、直後に日本における遠近間について説明しています。その直後の文の東京大空襲や原爆投下により失われたもの、すなわち戦争への実感や当事者意識であることが読み取れます。
よって解答をまとめると、
自国が関わる戦争をしていても、それを遠い地の出来事だと言うように、自分にとって実感や当事者意識のない単なる1つの情報として受け止めて来たということ。
となります。
こういう、理論的読み方を覚えられるのが「入試現代文へのアクセス」という河合出版の本です。僕は理系ですけど、使ってます。文系ならば完成編までやるといいと思います。
わかりました
ありがとうございます