「現代文は筆者の言いたいことを掴めばできるよ!」って言われても、「それをどうやるか分かんないんだけど」って感じですよね、、
でも実際に筆者の言いたいことを掴むことが大切なので、それをできるようになるために…
①接続詞の役割を覚える
▷例)「すなわち」のあとは、それまで長々と述べられていたことや具体例のいいかえがくる(簡潔に述べている)。
「つまり」のあとはまとめがくる。
「また」のあとは添加(それまで述べられていたことに補足説明する。)
②大事な接続詞に印をつける
▷一方・つまり・すなわち・しかし など
それぞれで印を変えるといいかもしれません。例えば、「つまり」は下向きの三角、「しかし」は上向きの三角など。
③大事な言い回しを覚えて、本文に出てきたら印をつける
▷〜は…である。それは〜だからだ。〜ではない。〜というよりはむしろ…。など
※実際に②③の辺りから設問の答えを導き出せることが多くあります。
④言い換え表現に気づく
▷これは解きながら感覚を身に付けるしかないと思います。なので読みながら、似たようなことが述べられていないか意識して読み進めるのが大切です。
ただ、同じ段落内の前後の文章で、間に接続詞がない場合、同じようなことを述べていることが多いです。
⑤ ④と似ているのですが、「傍線部①の〜とはどういうことか。」という設問は、その傍線部と1番対応している(似た言葉で言い換えられている)部分を文章から探します。その部分をそれぞれの選択肢と照らし合わせて正解を導きます。
これも慣れなので、全然わからない場合は、どことどこが対応しているのか先生に聞くなどして理解することを積み重ねていくといいと思います。
問題を解く順番ですが、
本文の第1段落(短すぎる場合は第2段落まで)を読む→設問をすべて読む(このとき選択肢は読んじゃダメです!)→本文の第2段落(第3段落)からまた読み始める→傍線部などに当たったらその設問を解く
というのがオススメです。
※最初に第1段落を読むのは、本文の内容を先に大まかに把握することができるからです。
※設問に本文の表現や構成を問う問題がある場合、その段落や表現に来たらそのときに解くといいと思います。
ここに書いたことを最初から全部やるのは難しいので、最初は①②だけを気をつけてやって、できるようになったらまた一つ足して という風に段階を踏んで行うといいと思います。
現代文はぶっちゃけ何度も何度も問題を解いて慣れていくっていうことも大事なので、あまり間隔を開けずに定期的にやり続けることが大切です!
長くなりました🙏🏻
補足です。
傍線部まで来て設問を解くときに、「この設問ではこういうことが答えにくるはず」という風におおまかに自分の中で先に答えを推測してから選択肢を読むといいと思います。
何も推測せず選択肢を読むと、それっぽい表現に惑わされて間違えてしまいます。