グラフというか統計情報は「定量的な事実」を表すものです。小論文自体は「筆者の意見」を示すものです。
ということは、まず「事実と意見」を分離しておくことが重要です。
「~の図から~がわかる」とか「~の図は~を示している」という「抽出」をするのが普通です。このときに、差とか比の計算をすることで比較をしながら考えること、すなわち定量的議論も必要です。
この結果から、グラフによって示された問題点を指摘できれば論文構成はきまりです。そこで提起した問題点に対する解決策なりを考察することで本論を膨らませます。
ここまでは一般の論文の書き方です。大学入試ならば、あとは特有の作法をならってください。