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(1)について
AA:64 Aa:32 aa:4 すなわち総個体数は100です。
遺伝子型頻度は(その個体)/(総個体数)ですので、
AA→0.64 Aa→0.32 aa→0.04 です。
遺伝子頻度は、まず、AAにはAが2つあることから1個体につき遺伝子は2つ、
100個体いれば200の遺伝子があることを確認します。
遺伝子頻度は(その遺伝子)/(全遺伝子数)で求まるので、
例えば A は、 AA の個体が 64 個体、Aa の個体が 32 個体いることから
128 + 32 = 160
すなわち A の遺伝子頻度は 160/200=0.8
また、 a の遺伝子頻度は 40/200=0.2
(別解)
1枚目の画像で書かれているように遺伝子頻度をp、qとすると、
AA=p² Aa=2pq aa=q² ですので、計算式を立ててみましょう。
このとき、aaからするのがおすすめです。
aa:4、aa=q²からq²=4/100 q=0.2
p+q=1 なので p=0.8
よって、遺伝子頻度はAA:Aa:aa=0.64:0.32:0.04
A=0.8 a=0.2
(2)について
赤が顕性(遺伝子が2個の内1個でもあればいい)なので、
赤色個体の遺伝子はAA、Aaの2通りで白色個体はaaとなります。
A・aの遺伝子頻度をそれぞれpとqとすると、
aa = q² となり、白色個体は100の内、36個体なので
q² = 0.36 → a = 0.6
p + q = 1 なので A = 0.4
一応、検算すると、
AA = p² → 0.16 → 16個体
Aa = 2pq → 0.48 → 48個体
赤色は 16 + 48 = 64
(3)について
問題文では赤色個体の遺伝子型頻度ですが解答欄はAの遺伝子頻度となっています。どちらが正しいかわかりませんが、とりあえずどっちも出しましょう。
集団内の A の遺伝子頻度(p)が 0.4 なので a の遺伝子頻度(q)が 0.6 であるとわかります。
AA=p² Aa=2pq aa=q² から AA=0.16 Aa=0.48 aa=0.36
次代の個体総数が100と仮定すると、赤色は16+48=64 白色は36
このことから問題文の問いである赤色個体の遺伝子型頻度は64/100=0.64
また、解答欄の問いであるAの遺伝子頻度はハーディー・ワインベルグの法則が成り立つことから
世代が変わっても変化しないので0.4のまま。