(1)
ア、イ、ウは、丸みを帯びた粒で構成されているため、
川の流れによって角が削り取られる砂岩、れき岩、泥岩のどれかである。
また、れきは直径2mm以上、砂は0.063mm以上、
それ以下は泥と定められているため、れき岩はウ、砂岩はイ、泥岩はアだと分かる。
また、エは、塩酸をかけると二酸化炭素が発生したことから、石灰が多く含まれた石灰岩だと分かる。
また、オは、大小の角ばった粒で構成されているということから、凝灰岩であると分かる。
(2)
まず、傾きを考えるために、鍵層を探す。
噴火による火山灰で構成された凝灰岩は、
その地層が堆積した時期がほぼ等しいため、鍵層になる。
この図のCには、上側の凝灰岩がないため、下側の凝灰岩を基準とする。
鍵層のある位置の標高を考えると、
Aは地表70mから40~35mの深さ、つまり標高30~35mの位置に、
Bは地表50mから20~15mの深さ、つまり標高30~35mの位置に、
Cは地表60mから10~5mの深さ、つまり標高50~55mの位置にある。
このことから、地層は、CからA、Bにかけて低くなっていると分かる。
つまり、この地層は、北方向に低くなっている。
分かりにくい、もしくは間違えていたらすみません。