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まず、地震が発生した時刻を求めるために、初期微動継続時間とP波の到着時刻の関係を利用します。
初期微動継続時間とは、P波が到着してからS波が到着するまでの時間のことです。
震源からの距離が遠いほど、初期微動継続時間は長くなります。
A地点とB地点の初期微動継続時間とP波の到着時刻の差
A地点とB地点の初期微動継続時間の差:1秒
A地点とB地点でP波が到着する時刻の差:2秒
このことから、P波が1秒間に進む距離は、S波が1秒間に進む距離よりも2倍速いことがわかります。
A地点の初期微動継続時間
A地点の初期微動継続時間は3秒です。
地震が発生した時刻
A地点にP波が到着する時刻は6時56分58秒です。
地震が発生した時刻は、A地点にP波が到着する時刻よりも、初期微動継続時間の2倍前に発生したと考えられます。
したがって、地震が発生した時刻は、
6時56分58秒 - (3秒 × 2) = 6時56分52秒
となります。
なぜ3×2をするのか
初期微動継続時間はP波とS波の到着時刻の差であり、P波とS波の速度差によって生じます。
P波はS波よりも速く伝わるため、初期微動継続時間は震源からの距離に比例します。
A地点では初期微動継続時間が3秒なので、P波とS波の到着時刻の差は3秒です。
P波はS波よりも2倍速く伝わるため、P波がA地点に到着するまでに3秒×2=6秒かかったと考えられます。
したがって、地震が発生した時刻は、A地点にP波が到着する時刻よりも6秒前となります。
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