✨ ベストアンサー ✨
補助動詞の識別は
尊敬 ハ行四段(は/ひ/ふ/ふ/へ/へ)
謙譲 ハ行下二段(へ/へ/○/ふる/ふれ/○)
今回はたま「ふ」だから尊敬
命令形は使うことがほんとにない
終止形を使うのはまれにしかない
謙譲の「給ふ」を使うためには、下の3つの条件がそろってないといけないから
①手紙文や会話文などの中でのみ使う。
②主語は1人称(わたし)
③「思ふ」や「知る」や「見る」や「聞く」など、知覚を表す動詞にしか接続できない(補助動詞の用法のみ)
1つ目の条件は、手紙文や会話文などの中でのみ謙譲の「給ふ」を使うことができるという条件。なので地の文の「給ふ」はすべて尊敬の「給ふ」となる
2つ目の条件は、主語は1人称、つまり「わたし」でなければいけないということ
3つ目の条件は、「思ふ」「知る」「見る」「聞く」などの知覚を表す動詞にしか接続できないということ
まとめると謙譲の「給ふ」は、使うための条件が厳しくてほとんど使われないから、文章中の「給ふ」は基本的に尊敬語であると考えても問題ない
丁寧に解説ありがとうございます!
謙譲語と判別する下二段のときに終止形と命令形が無いのはなぜですか?