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実質GDPの成長率が実質経済成長率です。
そもそも実質GDPとは、名目GDP（単純な付加価値の合計）から、物価変動分を考慮した時に、基準年（前年）と比べて、景気が良くなったのかを考えるために使用するものです。
前年：100円の商品が20個売れた→名目GDP 2000円
今年：300円の商品が10個売れた→名目GDP 3000円
この場合、名目GDPは上昇し、経済成長率はプラスですが物の売れた個数は減っています。
つまり、景気は悪くなっています。
物価の変動を考慮する（前年に揃えると）
100円×10個でGDPは1000円になります。
こうすると経済成長したのかどうかが分かりやすくなります。
この時のGDPが実質GDPです。
この時の経済成長率が実質経済成長率です。
