まず考えるべきは、文の構成です。
この文章では二つの問題が出てきます。
一つは、一番最初に挙げられている、日本語がなくなってしまったらどうなるのか、もう一つは世界中の言語が英語だけになったらという問題です。前の問題が解決しないのにさらに問題提起をするわけがありません。2個目の問題提起がされればその問題に関する話が展開されることになるため、少なくとも答えは次の問題を考えてみてくださいという一文よりも前にあることになります。
そこでその前までの文章を見ると、ざっくりとした構成は問題提起、具体例を交えた説明、結論というようになっていると思われます。
問題提起の答えが具体例を交えた説明すなわち、たとえば、から赤くなっているつまりの前までにあるというのもないです。
なぜならば、具体例はあくまで日本語の中の一つだけを用いて説明しているのであり、一般的に日本語がなくなったらどうなるのかということを説明するのは無理があるからです。
そうであればつまり以降の抽象化された日本語ということに関して言っている部分から答えが出てくると思われます。
そうすると、大げさに言えば〜日本文化が消えているのです。が問題提起の答えになります。
筆者の主張、意見とは問題提起に対しての答えです。
一つは前段で答えが出ているので、これです。もう一つは英語で統一された場合どうなるのかという問題提起に対しての答えです。
その答えは、すぐに出てきます。
最後に筆者はこれらの問題点を踏まえてどうしたらいいのかをまとめているのでそこを踏まえて解答してみてください。