2 次の問いに答えなさい。
実験 Aさんたちのグループは、意識して起こす反応において, 刺激や命令の信号が神経を
伝わる時間について調べるため,次の実験を行った。
図6
(c)
(a)
(b)
-06X
筋肉
068
電流の向き
きにすれに
じになる。
「といい。
精によ
殖のう
バイオ
個 受
与え
けた
かく
不透明な隔壁 (パーティション) である。
[2] Aは,自分で決めたタイミングで、
ライトのスイッチとストップウォッチ
のスイッチを同時に押す。
[3] Bは,Aのライトが光ったらすぐに
自分のライトのスイッチを押す。Cは,
Bのライトが光ったらすぐに自分のラ
イトのスイッチを押す。 以下同様に,
D E F G Hまで順に続ける。
[4] Aは,Hのライトが光ったらすぐに
ストップウォッチのスイッチを押し
時間を測定する。
[| [5] [2]~[4] を繰り返し5回行った。 表
は、この結果をまとめたものである。
[1] A~Hの8人が、 図1のようなライトを持って図2のように
いすに座り、それぞれ矢印の向きにライトを向ける。 Aはスト
ップウォッチも持つ。 図2に太線で示したのは,高さ180cmの
図2
図1
あし
節
スイッチ
1
実験について 次の(1),(2)に答えなさい。
隔壁
D
0.091080
表
回
1
2
3
4
5
観察1 異なる種類の哺乳類における目の
きかたのちがいを調べるため, ヒトと
ウマの頭骨の標本を観察し, それぞれ
図3. 図4のようにスケッチした。
観察2 脊椎動物と無脊椎動物 (節足動物) における骨格と筋肉のつくりのちがいを調べた。
○ヒトのうで
¥50
時間 〔秒] 1.77 1.78 1.71 1.75 1.79
3
30
図 4
80
ヒト
ウマ
筋肉 P
(1) 図1のように隔壁を置き、直前の人以外のライトの光が見えないようにすることは、
応時間を正確に測定するために大切である。 その理由として最も適当なものを, アーエか
ら選びなさい。
ア 直前の人以外のライトの光が見えると, 刺激の種類が変わるから。
イ直前の人以外のライトの光が見えると、感覚器官や筋肉と神経の間で、 信号が伝わる
速度が変わるから。
小
ウ直前の人以外のライトの光が見えると, 刺激を受け取る感覚器官が変わるから。
エ 直前の人以外のライトの光が見えると, 自分の順番が近づくのが予測できてしまうか
(2)この反応のA~Hさんの8人全員において, 刺激や命令の信号が目から手の筋肉まで伝
わる経路の長さをそれぞれ0.8mとし, 刺激の信号が脳に伝わってから脳が命令の信号を出
すまでの時間をそれぞれ0.05秒とする。このとき、信号が脳内以外の経路を伝わった速さ
はおよそ何m/sであったか、四捨五入して小数第1位までの数値で書きなさい。 ただし、
A~Hさん全員の反応時間の合計は表の5回の反応時間の平均を用いなさい。
0.8×0.05=0.0.40
問2 観察1からヒトの目は前向きについているが、ウマの目は横向きについていることがわ
かる。このことについて説明した次の文の ■に当てはまる語句を書きなさい。
ウマの目が横向きについていることで,
早く発見することができる。
問3 観察2について、 次の(1),(2)に答えなさい。
ため後方から敵が近づいてきても
(1) ヒトのうでの図5ので示した部分では,筋肉P,Qのけんはどのように骨につ
いているか ア~エから選びなさい。
図5はヒトのうでの骨格と筋肉を表した 図5
標本のスケッチである。 筋肉P,Qの端は
けんになっていて、で示した部分にあ
るひじの関節で別々の骨についており,筋
筋肉 Q
肉Pを縮め筋肉Qをゆるめるとうでが曲がり, 筋肉P をゆるめ筋肉Qを縮めるとうでが
伸びることがわかった。
○カニのあし
図6の(a)のようなカニの「あしI」をはずして殻を切り開き, 図6の (b)のようにスケッ
チした。 さらに, (b) の 「節①」 を 「節②」からはずし、 図6の (c) のようにスケッチした。 (c)
では2つの乳白色のひも状のもの(以下では「ひも」と呼ぶ) が見られ, 資料で調べたとこ
ろ, 2つのひもにはそれぞれ筋肉がついており、これらの筋肉を縮めたりゆるめたりす
ることによって, ヒトがうでを曲げたり伸ばしたりするのと同様のしくみであしを曲
げたり伸ばしたりすることがわかった。
-3-
ア
エ
(2) カニが図6(c)の矢印の向きにあしを伸ばすとき, ひもX.Yについている筋肉はそれぞ
れどのようにはたらくか, ア~エから選びなさい。 〒100
ア ひもXについている筋肉とひも Yについている筋肉の両方が縮む。
イひもXについている筋肉とひもYについている筋肉の両方がゆるむ。
ウ ひもXについている筋肉が縮み, ひもYについている筋肉がゆるむ。
エひもXについている筋肉がゆるみ、ひもYについている筋肉が縮む。
-4-
中3