3.に受取手形と売掛金の期末残高に対して1%設定すると書かれています。ですから、1%設定した額が控除として貸倒引当金表示されているわけです。分からなければ言ってください。
そうです。
受取手形と売掛金の期末残高がそれぞれ450,000、840,000となり、その期末残高に対して1%の貸倒引当金を設定するわけです。
差額補充法で設定するとは、簡潔に言えば期末に設定されるべきストック(貸倒引当金)に対して、不足がある場合に貸倒引当金繰入で補充することです。
例えば、前期の貸倒引当金が300、当期末に設定されるべき貸倒引当金が1,000だとしましょう。当期は1,000設定しなければいけませんが、前期の300では700足りませんね。ですから、当期に 貸倒引当金繰入700/貸倒引当金700 と仕訳を切って貸倒引当金を設定する(差額を補充する)のです。
本問で言えば、前T/Bに貸倒引当金が3,900設定されています。これは、前期に設定した貸倒引当金を指します。
そして、当期は(450,000+840,000)×1%=12,900の貸倒引当金が設定されなければなりません。ですか、12,900-3,900=9,000足りませんね。ですから、補充するのです。仕訳は 貸倒引当金繰入9,000/貸倒引当金9,000 、本問のP/Lの貸倒引当金繰入が9,000となっていることからも確認できますね。
「でもなぜ」で切れていますので、追加で聞きたいことがあれば言ってください。分からない場合も含めて。説明は以上です。
この問題は(126,000+324,000)この答えが450,000なので450,000×0.0100したら4,500
(926,400-86,400)この答えが840,000なので840,000×0.01したら8,400
なので貸倒引当金4,500 貸倒引当金8,400 となると言うことは分かりました。
問題によっては、450,000×0.01などしない物もあるのですがそれは解答用紙に貸倒引当金の欄が2個あった場合は×○.○○
などをして1個の場合45,000のままでいいんでしょうか?
その判断は問題文のどこで判断したらいいのでしょうか?
貸倒引当金の設定方法は、さらに勉強が進めば複数出会うことでしょう。
本問はあくまでもその1例に過ぎません。設定する割合も様々ですし、本文の場合は問題文(3.)に受取手形と売掛金に対して1%を設定すると書かれているので、それに従っているだけです。また、解答用紙に貸倒引当金の空欄が2つありますから、それでも判断できます。仮に、金銭債権(受取手形と売掛金)に対して1%と書かれていたら、分けずに貸倒引当金12,900と解答することになります。
あくまでも、貸倒引当金の設定方法は固定的ではありませんので、問題文に与えられている指示をしっかりと読み、それに従えば良いでしょう。
(126,000+324,000)この答えが450,000なので450,000×0.0100したら4,500
(926,400-86,400)この答えが840,000なので840,000×0.01したら8,400
なので貸倒引当金4,500 貸倒引当金8,400 となると言う考え方でいいのでしょうか?
でもなぜ