歴史
中学生
解決済み

並木路子さんの「リンゴの唄」という曲はなぜ戦後、多くの人に希望を与えたのでしょうか?教えてください🙏🏻😢

歴史

回答

✨ ベストアンサー ✨

1番
のちに「リンゴによく似た可愛いい娘」というフレーズが出てくるので、冒頭の歌詞は愛しの女性に口づけをしている描写だと考察できます。

続く歌詞は「だまって見ている 青い空」。

戦火に染まった空ではない当たり前の青空を、ただ黙って見つめる。

そんな平穏なひとときを過ごす物言わぬ「リンゴ」は、ひたすらに目の前の幸せを噛み締めているように感じられます。

あるいは、亡くなった家族や友人のことを想っているのかもしれませんね。

2番
リンゴのように可愛らしい、気立てのよい「あの娘」。

誰からともなく流れている彼女に関する「うわさ」は、主人公にとって嬉しい内容だったようです。

もしかしたらその「うわさ」は、愛しい「あの娘」が自分のことを好いているといった恋愛話のたぐいだったのかもしれません。

飛ぶように伝わっていく浮いた話に「軽いクシャミも トンデ出る」。

くしゃみが出るたび、主人公は自分と「あの娘」についてうわさされていると感じて良い気分になっているのでしょうね。

恋愛話にうつつを抜かすことができる日常も、1つの平和の象徴だといえそうです。

3番

「朝のあいさつ 夕べの別れ」からは、日中主人公が愛しい “リンゴ” と同じ職場(あるいは教室など)にいることが推測できます。

言葉を交わさずに小首を曲げて「あすもまたネ」と伝えることからも、二人の親交が深いことがうかがえますね。

彼女の顔が「夢見顔」に見えるのは、自分のことが好きとうわさで聞いたからでしょうか。

お馴染みの「リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ」には、“リンゴ” に対する愛くるしさはもちろん、“リンゴ” と一緒にいられる日常へのときめきもいっそう強く感じられます。

4番

これまでは登場人物が限られていましたが、4番では私たち全員を巻き込むように歌詞が展開されています。

「二人で歌えば なお楽し 皆なで歌えば なおなおうれし」。

親しい恋人、ご近所さん、日本中の人々へと、愛と平和の輪がどんどん広がっていくようなイメージが湧いてきますね。

「リンゴ」という比喩は、私たち一人一人にとって大切で愛おしい人すべてを意味しているのかもしれません。

上機嫌で表情が明るい男性、純粋な恋にポッとなる女性、真っ赤なほっぺたの子供たち。

誰も彼もが別の誰かにとっての愛しい「リンゴ」であるなら、「リンゴの気持ち」は他でもない自分自身の気持ちでもあります。

大切な人の愛おしさ、平穏な日常の尊さを伝え合い、歌い継いでいくことが『リンゴの唄』における理想の世界なのかもしれません。

長文失礼しました
全然違うかったら、すみません🙇‍♀️

いちほ

ありがとうございます😭

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?