(5)三角形の外角と内角の関係、及び接弦定理の利用です。三角形の外角があるときは、まず外角と内角の関係が使えないか考えましょう。また、円に接線が引いてあり、接点を通る弦がある場合は接弦定理も考慮します。
x=180ー(70+40)=70°
(6)添付した図に示した方法でも解けますが、せっかくなので、(5)で使った接弦定理を(6)でも使いましょう。2か所ある接点同士を結ぶと36°の角を含む三角形が出来ます。また円外の1点から円に引いた2本の接線の接点までの距離は等しいので、出来た三角形は二等辺三角形で、接弦定理より底角はxとなります。つまり、
36+x+x=180なのでx=72°となります。
図に示した方法でもこの接弦定理を使う方法でも、どちらでも理解しやすい方法で良いでしょう。