✨ ベストアンサー ✨
簡単にいってしまえば、意味上の主語というのは、
動名詞における意味上の主語というのもあるし、
to不定詞における意味上の主語というのもあるし、
分詞のようなものにも意味上の主語が置かれる場合もある。
ですから、
分詞構文に意味上の主語が置かれる場合もあるのです。
文法用語を使うなら、独立分詞構文と呼ばれます。
ふつう分詞構文の主語は、主節の主語と一致するので、意味上の主語は省かれるのですが、主節の主語と一致しない場合は、分詞構文に意味上の主語を付ける必要があります。
たとえば、
I seeing her, she was sleeping in the room.
「私が彼女をみたとき、彼女は部屋で寝ていた」
この文の I seeing her は、分詞構文(独立分詞構文)です。
seeing の前に意味上の主語 I が置かれているのは、主節の主語である she と一致しないためです。
なるほど!意味上の主語=中心となる主語とは違う主語(わかりにくくてすいません!)づてことなんですね
ちなみに、
従属節というのは、when や that のような従位接続詞付きの主語と動詞のカタマリ(when S V〜 のようなカタマリ)や、関係詞節のことをいいます。分詞構文は分詞が副詞的に機能するもののことを言いますが、副詞節ではなく副詞句なので、むろん従属節とはふつう言いません。
件の文では従属接続詞や関係詞がそもそも使われていませんから従属節ではないのです。