古文
高校生

ましの意味
①反実仮想(~ダッタラ....ダロウニ)
②推量(~ダロウ、~ソウダ)
③ためらいの意志(~シヨウカシラ)

~反実仮想のまし~
ましかばーまし
ませばーまし
せばーまし
☞(モシ)~ダッタラ....ダロウニ

疑問語,や,かーまし
☞ためらいの意志(~シヨウカシラ)

A郡の答えが5番で反実仮想だったのですがやーましの形なのでためらいの意志だと思ったら選択肢にためらいの意志がありませんでした。なぜ答えが5番の反実仮想でこの文の訳が(これが最後であるのかしら。)になるのか疑問です。どなたか教えてください🙇

疑問語,や,かーまし

古文文法

回答

まずは,助動詞「まし」の活用形と接続を確認しましょう。
(未然形/連用形/終止形/連体形/已然形/命令形の順になっています)

「まし」:(ませ)/○/まし/まし/ましか/○
      ましか

助動詞「まし」は未然形接続ですから,直前には必ず動詞の未然形があります。
ちなみに「まし」の未然形には「ませ」と「ましか」の二種類がありますが,
時代によって用いられている形が異なるだけで,意味や使い方はまったく同じです。

2)助動詞「まし」の意味は?

助動詞「まし」には全部で三種類の意味があります。

「まし」:反実仮想(もし~としたら,…だろうに)
     ためらいの意志(~しようかしら,~ものだろうか)
     希望(~したら良いのに)

これだけを見ると「よくわからない…」と思う方もいると思いますが,
「まし」が反実仮想の意味で用いられる場合,次のうちのいずれかの形を取ります。

・~ましかば,…まし   ・~せば,…まし
・~ませば,…まし    ・~ば,…まし

これらの形を見つけたら,そこでの「まし」は必ず反実仮想です。
逆に,これらの形で用いられていない場合,「まし」はためらいの意志か希望となります。

長文失礼しました!少しでも参考になれば✩*゚

kiko☕

ありがとうございます🙋

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