物理
高校生
(1)の問題は、なぜ135.33-134.5をしたものが蒸気の質量になるのですか?
わからないので教えて頂けると幸いです。
【10】 ある揮発性の液体の分子量を求めるために、次の実験操作① ~ ③ を行った。
(222)
アルミ箔 穴
① 内容積 300mLの丸底フラスコに小さい穴を開けたアルミ箔をかぶせて質量を
測定すると、 134.50g であった。
② このフラスコに液体の試料を入れ、アルミ箔でふたをした。 これを図のよう
に, 77℃の湯につけ, 液体を完全に蒸発させた。
③ フラスコを湯から取り出し, 室温20℃まで手早く冷やして、フラスコ内の蒸
気を凝縮させた。 フラスコのまわりの水をふき取り, アルミ箔とフラスコの質量を測定する
と, 135.33g であった。
大気圧を 1.0×10°Pa, 液体の蒸気圧は無視できるものとして,次の各問いに答えよ。
(1) 操作② (図の状態)で, フラスコ内にある蒸気の質量は何gか。
湯
222. 揮発性液体の分子量測定
解答 (1) 0.83g (2)圧力:1.0×105Pa 温度: 77℃ (3) 80
解説 この実験の操作 ① ~ ③ は図のように表される。
①
アルミ箔
液体試料
を入れる
空気
134.50g
フラスコ+アルミ箔
+空気の質量
144
加温
液体試料
液体試料 の蒸気
液体試料の蒸気
で満たされる
空気や余分
な蒸気が追
い出される
-湯
冷却
(③)
操作②で液体試料を完全に蒸発させたとき, フラスコ内は液体試料の蒸
気で満たされて飽和状態になる。 このとき, フラスコ内の空気や余分な
蒸気は, アルミ箔に開けられた小さい穴を通って空気中に押し出される。
(1) 操作 ②'で丸底フラスコの中にあった蒸気が③で凝縮している。
③で測定した質量 135.33g から ① で測定した質量 134.50g を引いたも
のが,②'でフラスコ内にあった蒸気の質量となるので,
(77°C)
135.33g
フラスコ+アルミ箔+空気の質量
+液体試料(液体+蒸気) の質量
135.33g-134.50g = 0.83g
(2) アルミ箔に穴が開いているので, フラスコ内の圧力は大気圧に等
凝縮した
液体試料
①液体の蒸気圧は無視で
きるものとしているので
蒸気はすべて凝縮して
体になっていると考える
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