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眼は、明るいところから暗いところに行くと、初めは良く見えませんが、だんだん慣れてきて、ものが見えるようになります。これを暗順応と言います。

このとき、眼の視細胞の感度が上昇します。

視細胞の感度が上昇するということは、視細胞が感知可能な最小限の光の強さが小さくなることです。

また、視細胞の特徴としては、
錐体細胞は、光の色が区別できるが、感度は低い。
桿体細胞は、光の色の区別はできない(白黒)が、感度は高い。です。

図1のグラフは、教科書にも載っているグラフで、0~7分くらいまでが錐体細胞の感度の上昇を表し、7分以降のグラフは、桿体細胞の感度の上昇を表しています。これは知っておくべき知識ですが、知らなくても、リード文と、赤い光への感度が7分以降、高くならない(下にいかない)ことからも判断は可能です。

①を選んだということは、グラフの◯が下に行くほど、感度が低下したと考えたと思われますが、逆です。
縦軸は、感知可能な最小限の光の強さ、なので、下に行くほど、弱い光を感知している、つまり、感度は上昇していることを意味しています。

なので、暗所に入ってから、7分くらいまでは、上記のように、錐体細胞の感度が上昇する時間であり、それ以降は、桿体細胞の感度が上昇する時間になります。なので、②が正解となるわけです。

shi_study

めちゃめちゃ分かりやすかったです!ありがとうございます🙇‍♀️

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