Question

ゲス

それまでの下司は〜からの文章の意味がよく分かりません。何故、設置範囲が限られていたんでしょうか？

ねんぐ
地頭は御家人の中から任命され,任務は年貢の徴収・納入と土地の管理お
げし
よび治安維持であった。 それまでの下司などの荘官の多くは、新たに頼朝
から任命を受けた地頭となり,広く御家人たちの権利が保障されたが、地頭
へいけもっかんりょう
む ほんにん
の設置範囲は平家没官領を中心とする謀叛人の所領に限られていた。

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

生荼

平氏政権が終わり、平氏が持っていた領土を源氏の頼朝らが手に入れます。それが平家没官領です。

平氏は元々全国に勢力を広めていました。そのため、土地的にはかなり広いです。なので、限られたという表現は誤解を招きますね。そのため、日本の広域に地頭を設置したことになります。

謀反人の所領というのも、平家没官領と似ています。平氏じゃないけど、平氏に味方してた人たちの土地です。これも源氏に吸収されました。

まとめると、「頼朝が地頭を設置した土地は、あくまでも平氏から奪い取った土地に限られた」となります。

こんか感じです🙏