✨ ベストアンサー ✨
摩擦力について詳しく扱うのは高校1年生の物理基礎なので、分からなくて当然かと思います。中学で扱う問題ではたいてい「なめらかな斜面上を」「なめらかな水平な台の上を」のように書かれていて、これは摩擦力を無視して良いという意味です。
摩擦力がはたらくケースについても書いておきます。まず、止まっている物体に何かの力を加えているけど摩擦力で動かないときと、動いている物体に摩擦力がはたらいているときでは、異なる種類の摩擦力がはたらきます。
動いているときにはたらく摩擦力は、面のザラザラ度で決まる値と垂直抗力の大きさで決まります。つまり、滑る速さが増えても大きさは変わりません。ちなみに、だんだん速くなる運動において、斜面下向きの力が増えていっていると勘違いしている人がとても多いのですが、これも誤りです。物体にはたらく重力が急に増えるわけがないし、普通斜面の角度が運動中に変わることもありえないのだから、変わるはずないのですが、感覚で考えてしまっているのだろうと思います。
等速で動くときは、書かれている通りで、摩擦力と進行方向の力はつりあうので、等しくなります。これは、等速直線運動が力が0か釣り合っていて見かけ0である時でしか起きないことがわかっていれば当然ですね。
なるほど、、詳しく説明ありがとうございます!!とてもわかりやすいです!!