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解離(かいり)と塩酸処理(えんさんしょり)は、化学反応において異なる概念です。
解離は、化合物が溶液中でイオンに分解する過程を指します。溶解した化合物は、溶媒中の分子間の相互作用力によって分子として存在していた状態から、イオンとして存在する状態に変化します。このプロセスは、溶液中の電離度や溶解度によって制御されます。例えば、塩(NaCl)を水に溶かすと、Na+イオンとCl-イオンに解離します。
一方、塩酸処理は、塩酸(HCl)を使用して物質を処理するプロセスを指します。塩酸は、強酸であり、水に溶解するとH+イオンとCl-イオンに解離します。塩酸処理は、金属の表面を清浄化したり、金属を溶解させたりするために使用されることがあります。
したがって、解離は化合物が溶液中でイオンに分解する過程を指し、塩酸処理は塩酸を使用して物質を処理するプロセスを指します。
根は栄養(イオンになる肥料塩)を吸収しているので、それがイオンの働きをしてるんだと思います!
なるほど…!理解できました!!
ご丁寧にありがとうございました😭💞
解決しているようですが、どうしても見過ごせないのでコメントします。
下線部②の「60℃のうすい塩酸に5分浸した後」は、塩酸処理だと思います。
塩酸処理で良いとは思うが、解離で良いとはまったく思いません。
また、問題では、「処理」を聞いています。下線部②の「結果」を聞いているなら、解離で良いと思います。
解離は、互いに結合していた(くっついていた)細胞たちがバラバラになることを言うからです。
顕微鏡で根の細胞を観察する場合、そのまま観察すると、立体的なので、ピントが合いづらく、観察に適していません。そのため、カバーグラスの上から押しつぶして細胞たちを一層に広げようとするわけですが、そのままの状態では、固くて広がりません(細胞壁などのため)。
細胞壁の主成分であるセルロースは、酸によって分解されます。分解されるので、構造が弱くなり、柔らかくなります。なので、塩酸処理(塩酸に浸す)により、細胞たちを解離させ、押し広げることができるようになるというわけです。
「化合物が溶液中でイオンに分解する過程」は、解離ではなく、電離です。電離と解離の意味の違いが分かれば、イオンになる肥料塩の電離が、細胞の観察の解離とまったく無関係であることも分かると思います。
わかりやすいご説明ありがとうございます😭
では②は塩酸処理でも問題ないのでしょうか…?
①の答えが固定ということを考慮すると、固定・解離とセット扱いで②は解離と書いて欲しいという出題者側の意図があるのであれば仕方がないですよね…🥺
先のコメントで、「解離は、互いに結合していた(くっついていた)細胞たちがバラバラになることを言う」と書きましたが、どうやら、そこに「60℃のうすい塩酸に5分浸す」行為も含まれるようですね。
ひめさんが調べたように、「解離において、使用する薬品を塩酸に限定したものが塩酸処理」であるし。
まあ、私も個人的には、下線部②の、塩酸に5分浸す、という行為自体は、塩酸処理という解答でいいと思います、が。。 もしかして、下線部が、浸した「後」まで引かれているのが解離となる根拠かもしれません。
少しもやもやしてしまいますね。
なので、この②の処理を、細かく表現して、「塩酸をもちいた解離処理」と理解すればどうでしょう?
出題者の意図では無いと思います。出題者の意図を汲ませるような問題を作るのは良くありませんからね。
すみません!!なぜか通知が来ておらず…気付くのが遅くなってしまいました…本当にすみません😭
ややこしい問題ですよね😣💧先生に塩酸処理ではだめなのか尋ねたところ「先生はこの60℃のうすい塩酸に浸すという行為を解離と授業で教えたはずですよ」と、なんだか的外れな回答が返ってきてしまいました…
もやもやしまくりです😭😭
ご回答ありがとうございます!
今回の場合でいうと、根を塩酸に浸すとありますが、根のどこにイオンの要素があって解離になるのでしょうか…?再度すみません😭