政治・経済
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解決済み

公共の教科書の内容で、「その結果、事業の許認可権を通じて各省庁が企業に対し行政指導を直接を行うことになる」の部分がわかりません。委任立法の手続きの結果がどうして行政指導なのですか?解説よろしくお願いします。

消 また、法律を具体的な場面に適用するための細かな基準は,立法府である 国会以外が法規を作る委任立法の手続きにより、行政府による政令や省令で つつき きょにんか 2 p.73.106 定めることができる。 その結果, 事業の許認可権を通じて,各省庁が企業に 対し行政指導を直接的に行うことになる。

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、行政指導は原則として相手方の任意の協力によってなされるものであるという性質から、行政指導に反したことによって不利益な取り扱いをしてはなりません。しかしながら行政指導が許認可の基準を示す省令や政令の内容に沿うものであれば、行政指導に反したことで許認可が与えられなかったとしても、それはあくまで省令や政令に沿わないものであったから許認可が与えられなかっただけで、行政指導に反したことによって不利益な取り扱いをしているわけではないのです。(すなわち行政指導を行っていなかったとしても、許認可は与えられないのですから)そのため、行政指導を許認可の基準である省令や政令を通じて企業に対して行うことができるのです。

うどん

詳しく解説していただきありがとうございます!理解出来ました!

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