歴史
中学生
解決済み

中3歴史、昭和のところです。
「高度経済成長によって、日本の経済や産業にどのような変化があったか、説明してみよう。」という問題です。
ここらへんの歴史が苦手でよくわからないので、どなたか回答よろしくお願いします!

中3 歴史 昭和 経済成長 高度経済成長期 産業

回答

✨ ベストアンサー ✨

❶前提
戦前の日本も一応、工業化(重工業)には成功しています。
ただ、アメリカに劣っていました。
①日本の工業化は、軍事に集中していました。
②兵器の質や量で比べた場合でも、アメリカに劣っていました。(アイディアなどで、勝っている物はあるにはあった。)
③ただ、アメリカと比べ劣っていたといっても、国産兵器を作って、アメリカと総力戦をした数少ない国。
兵器を自国開発でき、アメリカに対抗した国は、あまりありません。日本、ソ連(ロシア)、中国(ソ連の兵器が基礎となっている。最近は独自の物もふえてきた)くらいです。アメリカに勝った(押しのけた)国は、ベトナムとアグがニスタンがありますが、武器は、アメリカと敵対する他国から供与されています。
④ゼロ戦でアメリカ軍機を互角以上に戦ったんです。(大戦末期は、エンジンの大きく性能の高いアメリカの新型機に苦戦するんですけどね。)
ゼロ戦も、設計とかは革新的なんですが、大量製品としてはまだまだ未熟で個体差があったりと工業力ではアメリカに負けていました。戦後、アメリカのエンジンオイルを日本で作ったエンジンに使うと、エンジンの回転がスムーズになって性能があがったと言います。ほんと、工業力で劣っているのに、互角で戦える兵器を作れた自体すごいことだと思います。
⑤戦前の日本は、自家用車を持っている人が少ないので、自動車の免許を持っている人が当然少なかった。アメリカは自家用車が普及していた。これだけでも、陸軍で差が出ますよね。
アメリカ軍は、工業力+自動車の免許保有者が多いので、機械化しやすい。日本軍は、やっぱ、歩兵中心になってしまう。
さらに、長い38歩兵銃に銃剣をつけるから、日本兵は、さらがら戦国時代の足軽みたいな感じです。

❷本題
戦前の日本は、農業国です。国民の多くが農民でした。
①戦後の日本は、工業化され、工業で働く人口が多くなりました。(GHQは当初、二度とアメリカに刃向かわないように日本の工業化をせず、農業国のままにしようと考えましたが、米ソ冷戦が起きて、流れが変わりました。)
②日本の重工業は、軍事産業から民需へ転換しました。さらに、質も向上しました。(米ソ冷戦の関係で、アメリカも協力的でした。)
そして、アメリカの市場で、日本の工業製品が、安かろう悪かろうではなく、質の高い品物だと認められるようになりました。
③行動経済成長によって、日本の工業力は世界に認められました。(認められ競争力がついた故に、高度経済成長ができた。)
④自動車産業や総合家電産業で、一流の工業国となり、経済大国であり、前後の復興をはたし先進国の地位を固めていきます。
(バブル景気の時には、アメリカをしのぐほどの経済大国になっていた。しかし、IT革命で、総合家電産業は、IT化の波に乗れず、総崩れになってしまします。)
⑤日本も、モータリゼイション(自動車社会)になった。一家に一台自家用車の流れができてきた。

こんな感じでしょうかね。

自動車産業 総合家電
KIKI

歴史の流れで説明されていてとてもよくわかりました!
ありがとうございます!!

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