生物
高校生
解決済み

生物基礎の問題です。問5の(2)と問6が分からないので解説お願いします🙇‍♀️

な II ヘモグロビンと酸素の結合について,ヨシトさん,マコトさん,エリコさんは話し合っ た。 ヨシト:この前の生物基礎の授業で、血液循環について習ったけれど、ヘモグロビンとい うタンパク質は酸素濃度によって酸素との結合のしやすさが変化する物質なんだ ね。 マコト : 酸素を組織に効率よく運ぶにはすごく都合のよい性質だよね。 エリコ : (ウ)二酸化炭素濃度によってもヘモグロビンと酸素の結合のしやすさは変化するね。 ヨシト:ヘモグロビンによる酸素の運搬について気になって論文を探してみたのだけれ ど,図1のように温度によってもヘモグロビンと酸素の結合のしやすさは変化 するみたいだよ。 酸素ヘモグロビンの割合(%) 100 80 60 40 20 0 10°C 20°C 20 40 38°C 40°C 60 80g 100 酸素濃度(相対値) 酸素濃度(相対値)は,肺胞における酸素濃度を100としたときの値である。 図1 温度ごとの酸素濃度と酸素ヘモグロビンの割合との関係 マコト : 実際にはどの程度, 組織に酸素を運んでいるのかな? エリコ図1をもとにして計算してみましょうか。肺胞での温度は、外気を取り込んでい るから体温より少し低いのかな? ヨシト:そうだね。でも、論文には肺胞内の血液の温度はそれほど低下していないと書い てあるね。 今回は38℃ということにして計算しよう。 マコト:組織での温度はだいたい体温ぐらいかな? エリコ:そうね。場所によって違うのでしょうけれど、体内の深部体温や活発に活動して いる組織ではずっと高い温度になっているはずよ。 - 26-
ヨシト:じゃあ, 40℃としようか。 組織での酸素濃度(相対値) を20~30 としているデー タが多いみたいだね。 マコト:あとは、実際にヘモグロビンと結合している酸素の体積がわかれば計算できそう だね。 ヨシト:それも表1のように論文に書いてあったよ。 表1 温度ごとの酸素濃度(相対値)と酸素ヘモグロビンの割合,および ヘモグロビンと結合している酸素の体積 (血液1mLあたり)との関係 温度 17°C 38°C 40°C 酸素濃度 (相対値) 100 100 100 酸素ヘモグロビンの ヘモグロビンと結合している 酸素の体積 (μL/mL) 割合(%) 100 130 96 92 Cash S エリコ:それじゃあ、(エ) ここまでで決めた条件で血液1mLあたりによって組織に供給 される酸素の体積を実際に計算してみましょう。 第38 D℃, 組織での酸 ヨシト: よし、できた。 chpo温度を ヨシト:つまり, 肺胞での酸素濃度(相対値) を 素濃度 (相対値) を 20, 温度を ℃とするんだね。 E マコト:ややこしくなるから二酸化炭素濃度は一定ということにして、温度による酸素の 体積の変化は考えないことにしよう。 F μL/mLだ。
42345 問4 文章中の下線部 (ウ) について、ヘモグロビンの性質について述べた次の文中の空欄 H に入る語の組合せとして最も適当なものを,下の1~4のうちか ら一つ選び, 番号で答えよ。 6 7 8 ヘモグロビンは, 酸素濃度が と結合しやすい。 4 A 高い (2 高 い 3 G 問5 文章中の下線部 (エ) について,次の(1) (2) の各問いに答えよ。 (1) 会話文中の空欄 C 次の1~8のうちから一つ選び, 番号で答えよ。 C 100 100 100 100 30 30 G 30 低い 低い 30 D 20 20 38 38 20 20 H 高い 低い 高 2) 低い 38 38 E 38 40 38 40 38 G 40 38 40 ほど, 二酸化炭素濃度が H - 28- ほど, 酸素 E に入る数値の組合せとして最も適当なものを, (2) 会話文中の空欄 F に入る数値を小数第1位を四捨五入して整数で答えよ。 ただし、酸素ヘモグロビンの割合は、ヘモグロビンと結合している酸素の体積に比例 しているものとする。 図1からわかるヘモグロビンの性質は、ヒトにとってどのように都合がよいと考え られるか。 適当なものを、次の1~5のうちから二つ選び、 番号で答えよ。ただし, 解答の順序は問わない。 盛んに生命活動を行って発熱量が多い組織ほど、より多くの酸素が組織に供給さ れやすい。 冷たい空気を吸うほど, すべての組織に一律に同じ量の酸素を供給することがで きる。 3 代謝による発熱量の多い組織から奪い取った酸素を、 発熱量の少ない組織へ再分 配することができる。 4 活発に活動している組織から 効率よく二酸化炭素を回収しやすくなる。 ⑤ 気温が低いときには、体温を維持するための酸素を空気中からより多く肺胞で血 液中に取り込むことができる。 - 29-

回答

✨ ベストアンサー ✨

問5.(2)肺胞での酸素ヘモグロビンの割合が96%であり、組織での酸素ヘモグロビンの割合が20%なので、
    酸素ヘモグロビンが76%減っていることがわかります。
    これは、76%の酸素ヘモグロビンが組織で酸素を解離してヘモグロビンに戻った、と言い換えられるため、
    組織に供給される酸素は、76%の酸素ヘモグロビンが持っていた酸素となります。
    血液1mlにつき、130μlの酸素がヘモグロビンと結合しているため、130×76/100=98.8より、答えは99μlとなります。
問6.2…すべての組織に一律に同じ量の酸素が供給されるかどうかは判断できないから✕
    

めろんぱん

間違ってたらすみません...
あと、いつのどこの模試か教えていただけると嬉しいです。
(学校の模試で解いた覚えがあるのですが、問題が行方不明なので...)

くま

丁寧に教えてくださってありがとうございます!
2021年11月の進研模試の問題です!

めろんぱん

ありがとうございます!
模試タワーの中から探してみます!!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?