公民
中学生
解決済み

昔疑問に思ったことについてです。
なぜ日本はお金を刷らずに未来の日本からお金を借りているのですか?また、お金を新しく刷るのと
未来の日本からお金を借りるのは何が違うのですか?

日本 お金

回答

✨ ベストアンサー ✨

未来の日本から借りると言うことよりは銀行から借りてるのほうが正しいと思います。
また、お金を刷りすぎると円の価値が落ち、円安になります。
その結果いろんなものが値上がりします。
なのでお金を刷り過ぎず、銀行から借りています。
※わかりにくい、間違っている場合に訂正してくれると嬉しいです

優紫

なるほど!
では、円安や円高が起こっている時は
どこかの国がお金を刷っているという
ことですか?

ゆうとんかつ

そう言う場合もありますが、大体の円安円高は不作や豊作、経済などが関わる場合が多いですよ^ ^

優紫

そーなんですね!ご丁寧にありがとうございました!

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回答

①良い疑問ですね。
こういう疑問って、学校の授業では、中々先生に質問できませんよね。
あと、内申に直結する期末試験の勉強をするうえでは、非効率ですからね。
どんどん、みんな素朴な疑問を持たなくなり、勉強に興味を無くして、ただただ、単語の暗記に終始するようになって、勉強嫌いになるんですよね。

※調子に乗って書いていたら、長文になったので、結果はしたの方の④以降なので、そこだけでも読んで下さいな。

②公民で、資本主義を習いましたか?歴史で、幕末(欧米の帝国主義、植民地政策)~WWⅠ~WWⅡから現代(人新生)を習いましたか?
そもそも、この世は有限です。
❶太陽光(太陽のエネルギー)で、地上の多くの生物はエネルギーを得ています。太陽光は莫大にありますが、有限です。
だから、人が生きていくために、牧畜や農業をはじめました。
(牧畜や農業も紆余曲折なんですけどね。)
ヨーロッパは、寒いから、米ができないので、小麦。小麦でも生産能力があがらない。太陽光(エネルギー)を穀物に変換できない分は、太陽光→草→ブタや牛の肉で補った。冬場は牧草も無くなるから、ブタを生きて飼うより、ソーセージなど保存食にした方が効率が良かった。
保存食といっても、冷蔵庫(物を冷やす電気エネルギーなんて当時の人類では作れなかった)なんてないので、臭みを胡椒(こしょう)でごまかした。金持ちは良い肉たべれるから良いけど、普通の人は、程度の悪い肉もたべないといけないから、臭み対策は必要。
で、胡椒など香辛料は、アジアから輸入になる。

これからの説明の根底になる参考資料。知っているとより深く広く感じ取れるはず。
https://www.youtube.com/watch?v=OiINFWuG5_8
https://www.youtube.com/watch?v=LrvDP66ftK0
https://www.youtube.com/watch?v=gON4qI5YOBE
https://www.youtube.com/watch?v=KsqDB2zM_mw
https://www.youtube.com/watch?v=Sg7elJkmgRc

❷でも、人類の生産能力と人の贅沢したい欲望のバランスはとれなかった。
人が作れるエネルギーと人がしたい贅沢に使われるエネルギーが違った。
その差を埋めるために、身分制や奴隷制や、植民地支配などをしてきた。

❸結局、人類の歴史は、❷の歴史でもあるんだよな。でも、人の科学技術がほぼ同じなら、差が出ないので、結局、圧倒的に勝つ国なんて出てこない。モンゴル帝国は、軍隊の組織力と戦術と戦略が他を圧倒して大帝国になったがレアケース。

❹産業革命のはじまり。
帝国主義や植民地主義そして、WWⅠ以降の総力戦になっていく。
エネルギーに限界があると言うことは、人のする事にも限界がある。しかし、借金の概念があればどうだろうか?
★現代社会の繁栄は、過去未来の富を一気に現在に使っているからである。
化石燃料の例で考えると、石油や石炭のエネルギーは圧倒的なエネルギーを私達に与えた。
しかし、化石燃料は、今作られたエネルギーでは無い。何かを作るには、同じだけ、いやそれ以上のエネルギーを使う。だから、今人が、石油を作って石油を使うなんて事はできない。大昔に時間をかけて作られたエネルギーを今一気に人が使っているだけである。
産業革命の原動力の莫大なエネルギーについて前述したが、産業革命の工場を作ったりするには、莫大な投資と、施設建設の資金がいる。
そんなお金を今生活している中から用意することはなかなかできない。(人が作るエネルギー(富)には限界があるから)
でも、発電所を作ったら、今の人も得するけど、未来の人もその恩恵を受けるので、未来の人からもお金を借りるようにした。

正確には、インドに、船で買い出しをして、香辛料とか安く仕入れて、ヨーロッパで高く売ったら儲かるよねと人は考えた。
でも、船を用意して、船員を雇うにもお金がかかる。利益が出るのは、ヨーロッパで香辛料を売った航海の最後だけだよね。
そこで、最初の出費(借金)を誰がするのか?ってことで、オランダやイギリスの東インド会社ができてくる。
株式会社と資本主義と借金(金利、金貸し)がでてくる。

❺東インド会社は、当初、アジアからの輸入で儲ける想定だったけど、産業革命の影響で、安い布製品をアジアに大量に売るという流れになる。(安い原料を買って、加工してその付加価値と大量生産で儲けるビジネスモです。)その方が儲かったのよね。
イギリスの布製品を大量に安いとは言え、インドが買うと、インドの職人が失業する問題になる。それでも、儲かるなら、ヨーロッパの人は、東インド会社のような会社(船と船員を用意して、最後にボロ儲けするビジネスモデル)に投資するよね。

❻で、東インド会社って、会社なのに、現地で、現地人を雇って軍隊も持っていた。そんなこんなで、資本主義(経済)と帝国主義(外交)は密接に関係している。

❼市場を確保するために、戦争をして、領地(植民地)を増やしていたWWⅡ以前の世界観。

③戦後の資本主義
当然、戦争経済はある。アメリカは10年に一度くらい軍事行動をして、武器(砲弾やミサイル)の一掃セールをしないと国内の軍需産業がまわらない=地域経済がまわらないとも言われている。
しかし、今は、軍事や植民地ではなく、技術革新と経済活動で、社会をまわしている。
事実、WWⅡを最後に戦後、WWⅢは起こっていない。世界大戦は、生産量>消費量でおこる。
生産量が多いなら、良いように思えるが、資本主義は、金を貸して、利子で儲けるスタイルなので、物が売れなかったら、利子が帰ってこないだけか、投資も帰ってこなくなるので大問題になるんだ。
科学技術の発達で、大量に農産物を作れるようになったので、人は飢えなくなった。しかし、それは、大量の肥料を与える事で成り立つ農法で、肥料は当然、すべての耕作地で使い切らないので、海に流れる。そこで、人新生をいう新たな地層が戦後できてきた。だから、人新生という時代を歴史区分(生物学の区分)に入れるべきだという話になっている。
とはいれ、人は飢えなくなったけど、資本主義のお金のやり取りはあるので、富む人と貧しい人の貧富の差が現代社会の歪みになっている。

④地上は有限である。有限のエネルギーのやりとりを人はしている。
そのやりとりに、物々交換でなく、お金(紙幣)をつかっている。
❶昔は、紙幣とは金(ゴール)との交換券で、ゴールドという有限の物質をかいして、かんせつてきな物々交換していた。
❷ヨーロッパの聖地奪還の十字軍や、聖地巡礼のと気に、ゴールドを持ち運びするのは重いので、紙幣ができた。金融業ができた。
金融業は、富の前借りができ、危険だと当時の人も思っていたので、キリスト教など宗教で禁じていた。
しかし、抜け穴があった。一神教では、その信者にしてはならないが、布教して改宗させるべき異教徒はその範囲にないので、異教徒に対しては、別にしても良いみたいな発想の人がいた。故に、ユダヤ教の金融業者が発達していく。ユダヤ教徒はヨーロッパでは迫害されていたので、金融業とか特定の職種しか仕事が無かったという側面もある。
❸覇権国家とユダヤ人(ユダヤ教)。覇権国家の推移と、ユダヤ人の移民の流れは合致している部分がある。(極端に言うと、受け入れられ、力を持った異教徒故に迫害される繰り返し。)
スペイン、オランダ、イギリス、アメリカと覇権国は推移していく。
❹アメリカが世界最大の市場となり、資本主義を牽引している。しかし、そのアメリカですら、生き詰まってきつつある。

④やっと答えかな
❶有限のエネルギー(物質)は変わらない。しかし、今だけでのやりとりでは限界があるので、過去未来の時間軸も利用する。
❷借金したら、利子が出るので、その分儲けないといけない。今も昔(未来)も、本来は、人の作れるエネルギーは有限で同じくらい。
しかし、利子を作らないといけない。だから、他人から奪おうとする=植民地政策。今なら経済格差(発展途上国からの搾取)
❸植民地政策はできないので、経済的理由をつけて搾取(正社員と派遣社員で同じ仕事だが、なにか理由をつけて給料にさをつけるとかね)
時間軸を利用して、未来に負債を残して、現代人が返す宛もないことに薄々気付いていても見て見ぬ振りして、未来の話だから、気軽に借金をする。
❹お金を刷っても、元のエネルギーや(物質)は同じだから、お金の価値がなくなる(うすまる)。つまり、刷ろうが借金をして利子を上乗せしようがしている事は違うように見えるけど、未来の負担が増える構図は同じ。
借金で経済がまわらない日本と、日本円の紙幣を刷りすぎた日本は、外国からは魅力の無い国だから、円安になる。円安になると、食料やエネルギーの輸入に頼っている日本はしんどくなる。=その時に住んでいる日本人(未来の日本人、今の若者)はしんどくなる。

⑤アベノミクスの時限爆弾。
❶日本は国債を発行して借金して、景気を浮上させようとした。
❷借金にはするにしても、金を貸してくれる人(余っている金)がない。なら、日銀が「新たにお金を刷って」、そのお金を借りたら良いじゃない。
❸結局、借金はしている(お金を借りて、未来に利子が発生)し、紙幣もいっぱい刷っているので、お金の価値も薄まっている。
(物質と紙幣の量(金額)で、お金の価値がきまる。ただ、その価値の差に一般人が気付かなかったら、お金は価値を持ち続ける。)
❹借金(元本と利子)を、価値の薄まった日本円で、将来の日本人は、返さないといけない。
かえさないと、金を貸している日銀が破綻する。=日本円が信用を失って、紙くずになりかねない。
結局、今の日本の借金を日本の若者が返済しようとしてもいばらの道で、返済しなくても、いばらの道なんですよね。
❺少子高齢化なので、昔の大量にいた大人がした借金を、少子化で少ない若者がその借金の元本と利子を返さなくてはならない構図。
帳面上(数字の上)では、日本円のお金の価値を下げてしまえば、莫大な借金も返済できますが、社会がハイパーインフレで大混乱するでしょうから、ヤバいことになるんですよね。

⑥日本に起こることは、資本主義経済に起こることなので、いずれ人類に起こることでもあります。
その事も伝えたくて、人類の歴史を③までで、説明しました。

うまく説明できなくて、長文になってすみません。

資本主義 主体的・対話的深い学び 課題発見・課題解決
優紫

ご回答ありがとうございます!
④の❸についてです。
現代人は『今』の問題を解決するために
『未来』の日本からお金を借りて
自分たちが死んだあとは若者に返済させれば
いいと考えているのですか!?

ひふみ

①そこまで、考えている人はいない。
結局、自分の借金はわかっても、国の借金って遠い話で、ピンとこない。
執行される予算=自分達から税収だと思っている。
だから、「国の予算をGIGAスクール構想のパソコンに使って、未来の若者に対する我々世代からの大きなプレゼント(税金を使った正しい未来への投資)しましょう」と言う人もいる。彼には悪意はありません。

GIGAスクール構想をせず、旧態依然の事をしていてもお先真っ暗なんですが、GIGAスクール構想の多くのパソコンはCPUがインテル(アメリカ)で、システムはグーグル(アメリカ)ですから、日本の税金(富、貿易が自由にできる外貨)がどんどん外国に流れていく。
そうやって国力が減衰していっている以上にみなさん(小中学生)は、何かを学べているかは?ですよね。
教育成果にたいする評価は本当に難しい。

国の予算執行が全部税収なら先の発言は正しいのですけどね。
実際は、税収が過去最高の70兆(バブル期で日本が絶好調の時で60兆)で、予算案(執行金額)が100兆円超えなんですよね。
つまり、予算の1/3は、借金なんです。
どのお金が借金で、どのお金が税収からの予算なんて、区別なんてできない。
さらに、都道府県や市町村の自治体も、地方交付税を国からもらっていないのは、東京都くらいだったはずなので、国の予算が無いと運営なんてできない。つまり、国が借金ありきで予算を執行している以上、市町村も借金無しの予算執行なんてありえない。

そんな感じで、国債という単語を知っていても、自分達の生活で国債を使っている(国債漬けだ)って思っている人は少ない。
普通の国民の生活は、なにかとしんどいんですけど、国債(未来への借金)ありで、今の状態なので、未来の借金を今すぐやめたら、今の生活ですら成り立たない人がいっぱいでてくる。
金は天下の回り物ですから、直接恩恵を受けてないと多くの人は言うでしょうが、得をしている人がぜいたくな生活をしてくれるので、経済がまわるので、結局今の生活が成り立っている。

②そもそも、日本の借金は、日本人がしている借金だから、ギリシャのような破綻は無いと言う大人が多いです。
ここにも、トリックがあります。
日本人の借金は日本人が返すのは正しいですが、借金は、借り入れと返済に時間差があります。
つまり、今借りた日本人と、将来返す日本人は、違うと言うことを理解している人が少ないんです。
今借りた大人は、返すときに死んでいて、今の小中学生が返済する日本人になり得るのです。
なぜなら、借金の先送りができるからです。借金の返済を利子分だけ、新たな借金で返せば、借金の元本の返済の先送りができます。
自転車操業です。
それでは、利子がどんどん膨れてきて、いずれ、借金で借金の利子を返して元本の返済を先延ばしできないくらい借金の利子が増えていくはずなんですけどね。(常に毎年借金をしないと予算が執行できないのに、過去の借金の利子を払う新たな借金もふえるので、こういう状態が起こります。)

③このことを、薄々感じているけど、目の前の自分の生活に集中する事で、見て見ぬ振りをしている人もいます。
私みたいに、「国債は未来の増税」と明言している人は少ない。
ほんと、日常の生活が、異常な状態で、その異常を直視することは、しんどいですよ。(他の人と発想がズレますからね。何かと生きづらい。)

④結局、戦後日本の財政破綻は、戦後教育の(自分の)人権教育と個人主義(自分さえ良ければ良い)の行きつく帰結だと思っています。
だから、このことについて、疑問を持った人には、長文でも回答を書いているのです。
例え、何人がこの長文を読んでいるかはわかりませんが、web上で不特定多数に発信するより、主体的・対話的深い学びを進めた方がより内容が濃くなると思っているからです。

⑤前述の③までを理解したら、学校の先生(公立学校は、税金と国債を混ぜた予算で運営されている、私立は保護者の金ですが、保護者の儲けた金とて、お客さんの金には、国の借金があったからお支払いできた金額もあるし、私立への助成金などがなんだかの予算なら、公立と同じ)は、みなさんの生き血(未来の増税、国債)によって給料が払われていると思ってもらっても良いと思います。
それでは、優紫さんに質問です。
Q1:みなさんの生き血をすする学校や学校の先生についてどう思いますか?彼らは、みなさんの生き血をする吸血鬼以上に価値のある教育をあなたにしていると思いますか?
Q2:先のQ1:の質問が、優紫さん「現代人は『今』の問題を解決するために『未来』の日本からお金を借りて自分たちが死んだあとは若者に返済させればいいと考えているのですか!?」という、優紫さんの質問に対する、優紫さんの本当の自身の答えになると思います。

すみませんね。質問に質問を返すようで、
とは言え、私は、最初の回答から今回の回答も含め長文を通して、質問に対して真正面から答えています。それを通して、言葉だけの口先だけで無く、私は、返答という形で、この問題に対して行動しています。

優紫

なるほど…ひふみさんご丁寧にありがとうございます。お金を貸している代わりに何かそれ以上に
価値のあるものを得られているかもしれないということですね。何か深いものを教えてもらった気がします!

ひふみ

①私の文章からは、そういう解釈もできますね。
(私の無意識は、そういう希望を持って長文を書いていたのでしょうね。)
とはいえ、資本主義(今の価値観)は、大きなネズミ講ですから、いずれ破綻します。
優紫さんには、今の学びの体験から、新しい価値観を得てもらいたいものです。
それが、優紫さんのQ&Aの本当の答えであり、行動なのだと思います。
しかし、その答え=バラ色の未来でないことは、私もわかっています。
それでも、我々日本人が、資本主義(借金によるドーピング経済)の次を創造、もしくは最適解な順応する事を願っています。
このままいけば、ただの破綻と混乱しかないですからね。

②もし、日本がバブル時に、覇権国になる事ができたら、資本主義のどん詰まりに最初に到達した国では無く、失われた30年も無かったかもしれません。(しかし、覇権国は、覇権の維持のために、他国を虐げたり搾取するので、日本だけ良くても世界的には?なんですよね)

米ソ冷戦で、軍備拡張による財政難でソ連だけでなくアメリカも共倒れして、経済力と技術力により日本が覇権国になる芽はほんの少しあった。
しかし、世界最大の市場がアメリカであり、世界最強の軍事力はアメリカであり、日本はWWⅡで敗戦国でアメリカに首根っこをつかまれた状態です。
❶アメリカは、日本に張り巡らした情報網や政治力を最大限に使って、日本に外交や経済で圧力をかけた。(時には、対等な外交関係には見えない方法も使ってね。)
❷インターネットなど軍事技術を民需に転用してIT革命をして技術力で日本より有利になろうとした。
❸中国に投資することで、高い技術はアメリカで、安い商品の大量生産を中国にさせることで、日本経済を挟み撃ちにした。
❹結果的に、日本の金融資産が、アメリカの金融に流れるようにもした。(これも、諸説ありです。なぜなら、あからさまで、すぐバレてはいけませんからね。丁寧に、歴史や経済や外交や政治を観察していると浮かび上がってくる疑問がでてくる。)
てな条件がり、日本を踏み台にすることで、アメリカの覇権と資本主義は延命できた。
そして、日本が資本主義の壁に先進国で最初にぶち当たった。

③資本主義の一番にならなくても(覇権国家にならなくても)、日本は、資本主義の行きつく先に一番乗りできた。
(覇権国が動く時は、だいたい、戦争が絡みますからね。戦争が無かったと言う点では良かったと思います。)
日本は国債を毎年発行していたが、できるだけ紙幣を刷らずに失われた時代をどうにかしようともがいたが、結局でき無かった。
そんな日本を、欧米先進国は、資本主義においてそんな事ありえないと奇異な目で見られていた。
それが、2008年のリーマンショックで、、欧米も日本とよく似た状態になった。
欧米や今の日本は、国債の調達のために中央銀行で大量の紙幣を刷ることでこの行き詰まりを何とかしようとした。その悪影響が世界経済とかで出だしている。(紙幣の大量印刷をアメリカもヤバいのはわかっているので減らそうとした矢先にコロナ渦が発生した。そこで、アメリカや各国は、際限も無くさらに紙幣を印刷を続けざるおえなくなった。)

④話を世界経済から、日本の教育(情報教育)に戻しましょうかね。
日本が絶好調だったバブル時にも、GIGAスクール構想みたいな教育にコンピュータ(プログラム)を積極的に投入する計画はあった。
小学校から、大学、企業に至るまで、トロンOSを軸にコンピュータ教育や活用をするという、今のGIGAスクール構想とよく似たもしくはそれ以上の構想が計画されかけた。
インターネット回線とかパソコンの性能とか値段も今とは違うので、まったく同じではないですけど、失われた30年は、同時に日本の教育のプログラム教育が停滞した時代でもあるんですよね。(パソコンは高価な文具ですからね。)
しかし、トロンOSは、アメリカの圧力(スーパー301)によって頓挫します。(当然、真実は闇ですから、諸説あります。そういう物です。)
時同じくして、WindowsOS(マイクロソフト:アメリカ)を世界標準のOSになりました。(日本のトロンOSは不遇なめにあいますが、リナクスやiOSやアンドロイドOSやクロムOSは存在しています。)

⑤私の長文にどれほどの価値があるかは、書いている本人もわからない。
一つ言えるのは、主体的に興味を持って色々な事を調べ、自分としては意味のある内容だとは思っていますが、その価値はわからない。

★IT革命以降は、情報の共有と、情報の価値を見ぬく時代になっています。(産業革命の時代からバブル景気までは、物の所有に価値があった。)

私も気づかない何かを、優紫さんはじめ、このQ&Aを読んでいただいたみなさんが、今の中学校の教育や中学生としての体験を通して、見出していただけることを祈っています。
それこそ、「主体的・対話的深い学び」であり、「課題発見・課題解決」学習であり、文科省や教育関係者が提供したいと目指している学びだと思います。

★賽は投げられた(さいはなげられた)のでしょう。

優紫

私の小さな疑問に対してご丁寧にご回答ありがとう
ございました。まだまだ知らないことがたくさんあるのでたくさんのことを学んでいきたいと思います。

ひふみ

①ココのQ&Aは一旦終わっているのですが、あれからも、自分は、興味があるから色々調べていました。(答えが出るとは限らない疑問のヒントを探していいたような状態です。)
ここでは、メモ代わりに、新たな気付きを書き記しておこうと思います。

②お陰様で、より深い理解に到達しました。資本主義と民主主義の謎です。

③何を得たかというと、資本主義と民主主義の奥の院はどこかという長年の疑問の糸口です。
❶そもそも、資本主義と民主主義は不完全です。(浅い理解だと、発展途上で不完全なのか?意図的に不完全なのか?不完全だから利用価値があるのかすら?です。)
❷さらに、この2つは矛盾する部分もあるので、意図的に利用(悪用?)するという仮説が考えられます。
だから、これらの考えの基を知れば、❶がより理解でき、❷をより深く理解でき、奥の院(首謀者)の意図の仮説がたてやすくなる。
❸一般的な歴史を知っている人(もしくは、陰謀論を言う人)は、資本主義は国際金融資本(ユダヤ)とつなげます。しかし、それだけでは線が細いと感じていました。悪事を働く人が、いくら詐欺師のテクニックを使って、巧妙に誤魔化しても、表に出るとは考えられないからです。
❹つまり、国際金融資本(アメリカのドルを発行している民間団体)とか、ユダヤとか、フリーメイソンとか、イルミナティとかいってもそこが本丸じゃ無いと感じていました。
❺で、色々調べていると、フェニキア人にいきつき、さらに、ギリシャの都市国家や民主政とフェニキア人に行きつきました。
どこまでがホントかは、みなさんに委ねます。
フェニキア人が資本主義経済や民主主義を今から約3000年前に、ギリシアの植民地支配(それも、相手に搾取を悟られないように、国を乗っ取る)という手法を完成させていたら、その必勝パターンを利用して、常に世界を搾取する事ができることになります。
当然、無敵の民族はいませんから、歴史の中で、興廃を繰り返します。
だから、余計に歴史の影に隠れ、より自身の安全を確保しようとしたのかも知れません。
3000年前にもフェニキア人がしていた奴隷貿易の発想と経験という、他人(他民族)を人とも思わない利己的な考えと、今の資本主義(紙幣の発行)や民主主義(社会主義)の考えの根底が同じなら、怖さを感じますよね。
(奴隷自体は、人類はもっと昔から、制度化していたと思います。つまり、フェニキア人だけが悪い訳では無いとも思います。)

④仮説とは言え、奥の院が見えて来たところで、ここからは、歴史でなく、現在の経済や社会の話です。
❻事実、民主主義は、地中海のギリシャやヨーロッパというフェニキア人が活動したであろう地域でしかおこっていないのです。
(フェニキア人は、中世ヨーロッパのベネチア等にいた黒い貴族になり、その後、オランダやイギリスに活動を広げたともいわれますからね。)
世界に民主主義が広がったのは、欧米による民主主義の輸出ですよね。
21世紀では、アメリカのイラク戦争です。イラクの民主化も大義にしていたのに、余計にイラクが混乱して、多くに人が死に、苦しんでいます。そう考えると、あれは、石油利権をアメリカ資本が得るためにしかけた戦争であり、民主化は相手国を弱体化させる毒なのかも知れないと感じていました。
それが、ギリシアの時代より、ギリシアにあった国(大きい国)を滅ぼし、都市国家(小さい国の集まり)を作る手法(他国を支配し搾取する手法)を、あんな古くから、フェニキア人は体得していたのでしょうか?

❼今の世界(先進国)は、欧米がモデルです。欧米のモデルは、ローマ帝国で、ローマ帝国は、古代ギリシアの影響を受けています。
我々は、キリストが誕生した時を0年にしたのが西暦で考えると、2000年をかけて、ここまで社会システム(資本主義や民主主義)が、進歩してきたと思っていました。
学校では、そう教えます。
(歴史好きは、科学技術は発達したが、ギリシアやローマ時代からあまり人類の発想や営みは、変わっていないと言う人もいます。)
しかし、本当は、3000年も、フェニキア人の搾取や乗っ取りシステムの中で踊らされていただけだったのでしょうか?
フェニキア人は、ギリシア支配での改善点をほどこし、よりローマ帝国では支配を完成させたのでしょう。(そこにはキリスト教の利用もあったかもしれません。そのキリスト教による支配もユダヤ教を利用して、幾重にも策を講じているかもしれません。)
今のアメリカ政治体制は、ローマの共和政に酷似しているとも言われますからね。ローマ帝国以上に支配体制を完成させているのかも知れませんね。

❽「元本+利子=通常の生活+どこからかの搾取」
という現在の資本主義の構図で、フェニキア人の末裔は表に出ず、利子を設けて、儲けるだけ、恨みを買うその取り立て人にユダヤ人を使っているだけなのでしょうか?
※ユダヤ人も複雑で、元々中東を追い出された白人で無いユダヤ人と、ウクライナやロシアの辺りで、国ごとユダヤ教に改宗した白人のユダヤ人がいます。そこに、仮説ですが、ユダヤ人(ユダヤ教)になりすますファニキア人がいるとなると、本当に複雑で、その構造を理解できる人はほとんどいないでしょう。(私もクリアに整理がついていません。)

❾世界経済がつながり、もう、新たに搾取する場所なんてないのです。地球は有限です。フェニキア人(?)の搾取システム(スキーム)も限界に来るのでは無いでしょうか。その時は、日本も国家破産してるんでしょうね。当然、今回はアメリカも破産でしょうね。(冷戦終了時は日本踏み台に延命できたのですけどね。今の日本に、アメリカを支えるだけの搾取に耐えられる余力が無い。)
今の資本主義の行き詰まり(世界経済)は、死なば諸共の怖い経済ですよね。そして、自分さえ良ければ良いと言って相手を搾取するわけでもなく、苦しくても生き抜いて行くそいうい発想が、我々を資本主義(世界銀行による経済奴隷支配)のその先に、人類を導いてくれるのでしょうね。
その新しい世界観が、差別(民族差別)の無い世界(分断統治の無い世界)に向かう道だと信じています。

優紫

ありがとうございます!

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_優紫 さんの尋ねているのは、安倍元総理大臣が言っていた、金がなければ印刷すれば良い、と、言う話しの元になっているMMT(現代貨幣理論)によれば、国債を発行して、借金しなくても良いのでは?、と、言う事ですよね?

_MMT(現代貨幣理論)を実行して、ジンバブエと言う国が財政破綻(≒破産)しました。2009年の事です。MMTでノーベル経済学賞を受賞した経済学者と、その仲間達は、2010年に、MMTが意味を成すのは、幾つかの条件がある。として、幾つかの条件を示しました。そして、日本はMMTをやってはいけない、と、言いました。
_ても、その後も、安倍元総理大臣はMMTを推していた訳です。

_強いインフレ(ハイパーインフレを含む)が起こると、資源の少ない日本は、財政破綻(≒破産)する可能性が大きいのです。
_てすから、リスクを減らす為に、借金(≒未来の日本からお金を借りる)しているのです。

_それから、未来の日本からお金を借りているのではありません。現在の、日本やら、外国やら、の、資産家(≒お金持ち)かやら、日本銀行と言う政府銀行やら、から、お金を借りているのです。未来ではなく、現在借りているのです。ただ、今の人達が死ぬまでに返し終わらない、と、いうだけです。
_そんなのは国家では、古代からずっとあります。でも、それでも、借金する方がリスクが低いのです。
_資源が少ないからです。

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未来の日本からお金を借りるとはどのようなことてしょうか?
また現在日本国では紙幣を刷っておりますけれども...

ひふみ

①軍事行動をするにも、莫大なお金がいります。
戦前の日本は、満州での関東軍の活動には、アヘン密売のお金を当てたとも言われています。
占領統治するとなると、何かとお金がいりますから、軍票を発行したりしていました。

②それほどのことをしても、日中戦争とか南方進出をする必要があったのは、借金返済です。
国は、借金して、戦艦などの建造をしました。そうすることで、失業対策になるからです。
借金は、元本+利子を返済しないといけません。だから、新たな領土(植民地)が必要になります。
戦争経済です。ドイツも、イタリアも、日本も、この自転車操業の状態に財政が陥りました。
↓の「この世界の片隅に」のワンシーンでも、失業対策に兵器生産していた側面を感じる事ができます。
https://www.youtube.com/watch?v=b-LBzdQj6mc

③借金は全て、未来に返済しマシから、未来の人からの前借りです。
未来の人が、返済の時に、どこからお金を調達するかです。WWⅡは、他国から奪おうとした。

④戦後の日本では、戦争放棄ですから、未来の日本人(若者)が返済しないといけない。
限られた収入の中で、どうやって返済するやら?

⑤借金と紙幣の増刷は、このQ&Aの私の回答を参考して下さいな。
好きで戦史を学んでいると、補給線の概念にぶつかり、総力戦を知るに経済や資本主義も学ぶ必要が出てくるようになり、色々学びが広がります。
戦争が主では無く、戦争は外交の一部であり、社会情勢の歪みの結果でもありますからね。

ひなた

なるほど、未来からのお金を借りるということは借金返済のようなものですね。
当時の時代も確かに経済停滞していましたし枢軸陣営も連合国とは違い資金がありませんでしたしねぇ...
当時は軍備増強での借金、現在は海外排出での国民の生活苦ですか...
戦争という経済と平和という経済はどちらも安定しないが定義されてしまいますね...
面白い意見でした。ありがとうございます。

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