生物
高校生
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No.5
110. 適応免疫 ② 次の図は,適応免疫の過程をまとめた模式図である。これに関して あと
の問いに答えよ。
抗原
過程
樹状細胞
抗原提示 抗原提示
betr
活性化
T細胞
(ア)
増殖・分化
抗原
(ウ)
形質細胞
(I)
↓
抗原と結合
活性化
(1) 細胞性免疫はどの過程か。 次の ① ~ ⑤ から1つ選べ。
① 過程 Ⅰ ②過程Ⅱ
③過程ⅡI ④過程Ⅰと過程ⅡI
(2) 図中の(ア)~(エ)にあてはまる語句を次の ① ~ ⑤ から1つずつ選べ。
① 抗体 ② B細胞 ③ キラーT細胞 ④ ヘルパーT細胞
T細胞 活性化
↓増殖
(イ)
過程
感染細胞への攻撃
⑤過程Ⅱと過程ⅢI
⑤ 好中球
111. 免疫のしくみ ① 次の文章を読み、 あとの問いに答えよ。
免疫は,自己物質と異物を区別して異物を排除するしくみである。 ヒトが細菌やウイルスに
感染すると,これらの異物と特異的に反応する抗体が (ア) 細胞から分化した形質細胞でつ
くられる。 抗体をつくらせるもとになる物質を抗原という。 免疫反応には、抗体が関与する反
と,抗体が関与せず(イ)細胞が直接異物を処理する反応がある。
免疫系が異物に対してはたらかなくなるため、体内で、ウイルスや細菌、カビ、原虫などが
繁殖し、徐々に組織や器官が侵される場合がある。これは (ウ)と呼ばれ、先天的な場合も
あるが,後天的にウイルスに感染した結果, 病気になる場合もある。ウイルスによるこの病気
の名称を「後天性 (ウ) 症候群 (AIDS, エイズ)」 といい, HIVというウイルスによって起
こる。
このウイルスは、免疫系全体を活性化する (エ) に感染して、これを破壊してしまう性質
をもつため、免疫機構のはたらきが低下してしまう。 このため、 通常の免疫力があるときには
増殖が抑えられている微生物が体内で増殖し、 徐々に身体を侵し、 体力を奪い、 ついには死に
いたる。
HIVの表面のタンパク質は抗原になりえるが,その構造が変化しやすいため、抗体がつくら
れたときにはHIVの型が変化しているので免疫が成立しにくい。 また、同様の理由で、ワク
チンを用いた (オ) も極めて困難である。
(1) 文章中の空欄ア~オに適当な語句を答えよ。
(2) 下線部①と②の免疫反応をそれぞれ何免疫というか。
(3) 下線部②の免疫と関係があるのは次のa~cのどれか, 記号で答えよ。
a. インフルエンザのワクチン接種
b. ツベルクリン注射
c. ヘビ毒血清注射
(4) マウスに一定量の抗原Aを接種した。 40日後
に前回と同量の抗原Aと, 同量の抗原Bを同時に
接種した。 抗原 B に対する抗体産生量は図のとお
りである。 抗原Aに対する0日から70日までの
抗体産生パターンを図にかき入れよ。
抗体産生量(相対値)
100
生 10
1
抗原Bに
対する応答
0 10 20 30 40 50 60 70
↑
t
抗原Aの2回目の注射と
抗原Bの1回目の注射
抗原Aの注射
時間 (日)
C
No.6
112. 免疫のしくみ ② 次の文章を読み、 あとの問いに答えよ。
血液は、赤血球、白血球, 血小板などの有形成分と, 液体成分である血しょうとからなり,
心臓のポンプ作用により全身を循環している。 赤血球は肺で取り入れられた酸素を運ぶはたら
きをしている。 白血球のなかまの(ア) は、 体内に侵入した異物に対して (イ)と呼ばれ
るタンパク質をつくり出す。 このような異物を(ウ)と呼ぶ。 (イ)は(ウ)に結合して,
無毒化するはたらきをもつ。 体を病原体などから守るこのようなしくみを免疫という。 血小板
は,傷口の止血で重要な役割を果たすが、 通常の血管の中を流れる血液が凝固することはない。
(1) 文章中の空欄ア~ウに適当な語句として最も適当なものを、次の①~②から1つずつ選べ。
① マクロファージ ② 抗原 ③ 炭水化物 4 タンバク質 ⑤ 抗体
Ⓒ***
⑦ リンパ球 ⑧ 脂質 ⑨ 拒絶反応 00 血清 ① ウイルス 12 アミノ酸
(2) 免疫に関する記述として誤っているものを、次の ① ~ ⑥ から1つ選べ。
① アレルギーは免疫反応の一つである。
② 血清療法は,毒性を弱めた病原体を血清に加えてヒトに注射する治療法である。
③ 食品の中に含まれるタンパク質が異物として認識されることがある。
4 ワクチンの接種は、 免疫反応を利用した病気の予防法である。
⑤ 他人からの臓器移植が難しいのは, 免疫反応が起こるからである。
⑥ エイズでは免疫のはたらきが低下し、ほかの病原体に侵されやすくなる。
(3) ツベルクリン反応が陰性だった人がBCG接種を受けた。 しかし、 1年後のツベルクリン反
応検査でも陰性だったため, 2回目のBCG接種を受けたところ, ツベルクリン反応は陽性に
なった。 このことに関する記述として最も適当なものを,次の ① ~ ④ から1つ選べ。
① ツベルクリン反応検査は, 結核菌に対する抗体を確認するための検査である。
② BCG は, 結核菌に対する抗体である。
③ この人は, 2回目のBCG接種の結果, 結核菌に対する細胞性免疫が生じた。
④ この人は,1回目のツベルクリン反応検査の結果, 結核菌に対する免疫記憶をつくること
ができた。
113. 細胞性免疫 細胞性免疫について説明した次の文章と図を参考にして、あとの問いに、
答えよ。
体内に侵入した抗原は図に示すように免疫
細胞Pに取り込まれて分解される。 免疫細胞
QおよびRは抗原の情報を受け取り活性化し,
免疫細胞Qは別の免疫細胞Sの食作用を刺激
して病原体を排除し、 免疫細胞Rは感染細胞
を直接排除する。 免疫細胞の一部は記憶細胞
となり再び同じ抗原が体内に侵入すると急速
で強い免疫応答が起きる。
取り込み
細胞の増殖
刺激
抗原
免疫細胞Q!
(1) 文中および図中の免疫細胞P~Sはそれぞ
れ、 何と呼ばれる細胞か。
(2) 免疫細胞P~Sのうち、 記憶細胞になるものをすべて選べ
(3) 細胞性免疫の特徴を体液性免疫と比較して簡単に述べよ。
培養の条件
B細胞を除く前のリンパ球のみ
B細胞を除く前のリンパ球と抗原
B細胞と抗原
免疫細胞P
B細胞を除いたリンパ球と抗原
B細胞を除いたリンパ球, 抗原, およびB細胞
/活性化
感染細胞の破壊
免疫細胞S
食作用による除去
114. 体液性免疫 体液性免疫に関連して、 抗体の産生に至る免疫細胞間の相互作用を調べ
実験の結果の説明として最も適当なものを、 下の①~⑤のうちから
免疫細胞 R
1つ選べ。
実験1 マウスからリンパ球を採取し, その一部をB細胞およびB細胞を除いたリンパ球に
分離した。これらと, 抗原とを図の培養の条件のように組み合わせて, それぞれに抗原提
示細胞 (抗原の情報をリンパ球に提供する細胞)を加えた後、 含まれるリンパ球の数が同
じになるようにして培養した。 4日後に細胞を回収し、 抗原に結合する抗体を産生してい
る細胞 (形質細胞)の数を数えたところ、図の結果が得られた。
形質細胞数 (相対値)
0 20 40 60 80 100
① B細胞は,抗原が存在しなくても抗体産生細胞に分化する。
② B細胞の形質細胞への分化には, B細胞以外のリンパ球は関与しない。
③ B細胞を除いたリンパ球には, 抗体産生細胞に分化する細胞が含まれる。
④ B細胞を除いたリンパ球には, B細胞を形質細胞に分化させる細胞が含まれる。
⑤ B細胞を除いたリンパ球には, B細胞を形質細胞に分化するのを妨げる細胞が含まれ
C
No.7
115. 免疫記憶 次の文章を読み、 下の問いに答えよ。
自然免疫で除去できず, 非自己と認識された異物(抗原) に対しては、 自然免疫とは異なる
特徴をもつ (a) と呼ばれるしくみがはたらく。 (a)には、リンパ球が,病原体に感染した
細胞などを直接攻撃して排除する (b) 性免疫と, 抗体によって抗原を排除する体液性免疫
がある。図1は, マウスに抗原Aを注射したときの抗原Aに対する抗体の量の経時的変化を示
している。
抗体の量(相対値)
100
10
1
0
10 20 30 40
時間 (日)
抗原Aの注射
図1
(1) 文中のa, bに適切な語を記せ。
(2) 次の①~③について, 自然免疫と比べたときの (a) の特徴を, (ア), (イ)からそれぞれ選べ。
① 異物に対する反応が((ア) 特異的である (イ) 非特異的である)。
②異物の侵入後, 応答するまでの時間が ((ア) 長い (イ) 短い)。
③ 異物に対する攻撃力は ((ア) 毎回同じである (イ) 2回目以降は増大する)。
(3)
(3) 図2は, 抗原Aを注射した40日後 100g
(ア)
LA
1
10 20 30 40 50 60
抗原Aの注射
時間 〔日〕
(図2の矢印↓の時期)に、 再び抗原
Aを注射したり抗原 B を注射したりし
たときに産生される抗体の量の経時的
変化を示したものである。 ① 抗原Aを
注射したときの抗原Aに対する抗体の
量, ②抗原Aとは異なる抗原 B を注射
したときの抗原Aに対する抗体の量,
③抗原Aとは異なる抗原Bを注射した
図2
ときの抗原Bに対する抗体の量の経時的変化は, それぞれどのようになるか。 図2の(ア)~(エ)か
ら最も適切なものをそれぞれ1つ選べ。
(4) ヌードマウスと呼ばれるマウスは先天的に胸腺を欠損している。 実験に用いたマウスのB細
胞は正常である。 ヌードマウスに抗原Aを注射したところ, 抗体が産生されなかった。この理
を40字以内で説明せよ。
抗体の量(相対値)
体 10
1
(ウ)・
(1)
123. [ABO式血液型] 次の文章を読み, 下の問いに答えよ。
脊椎動物では,自己の体を構成する物質とそれ以外の物質を区別して、 体内に侵入した異物
を排除するための免疫と呼ばれる生体防御のしくみが発達している。 ヒトの体内に抗原となる
異物が侵入すると, 抗原に特異的な抗体がつくられ、 異物は抗体と結合して無毒化される。 抗
体は, (a) と総称されるタンパク質でできており, (b) と呼ばれるリンパ球が増殖・分化
することにより多量に産生される。 このような抗体が関与する免疫を(c) というヒトの
ABO式血液型は赤血球の表面の抗原の違いによって分類されたもので、 A型 B型 AB型,
O型の4種類がある。 A型のヒトはA抗原 (凝集原A) と抗B抗体 (凝集素β)をもち、B型
のヒトはB抗原 (凝集原B) と抗A抗体 (凝集素α)をもっている。 AB型のヒトは凝集原A
と凝集原Bの両方をもつが,それらに対する抗体はもっていない。 また, O型のヒトは凝集
Aおよび凝集原Bをもたず, 凝集素α と凝集素βの両方をもっている。 したがって、輸血を
するときには,抗原抗体反応による赤血球の凝集を防ぐために、あらかじめ血液型の検査をす
る必要がある。
①
②
4
(1) 文中のa~cに適当な語句を答えよ。
(2) 右表は, 血液型を判定するために凝集素α
と凝集素 βを含む血清を用いて,赤血球の凝
集反応を調べた結果である。 表の①~④の血液
型は何か。
血液型
凝集素αを
含む血清
凝集素 βを
含む血清
-
+
-
+
(+ 凝集する, 凝集しない)
-
+
+
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