生物
高校生
解決済み

下の実験の考察において、なぜ赤線部のように考えられるのでしょうか🙇🏻‍♀️🙏🏻

Slie 資料 10 大腸菌が常にβ-ガラクトシダーゼ合成を行うのか考えよう MOVIE 15 10 X-galはほぼ無色の薬品だが,β-ガラクトシダーゼが作用することで、青色の物質に変化 する。図2は,大腸菌を培養するための培地 (必要最小限のグルコースを含み,ラクトースは 含まない)に, X-gal を添加し,大腸菌を培養したときのコロニーである。 一方、図3は,図 2の実験と同じ培地に, "IPTGを加えて,大腸菌を培養したときのものである IPTGは, ラクトースに類似した物質であり,大腸菌に対して,培地中にラクトースが存在 する場合と同様の影響を与えるが,栄養源にはならない物質である。 図をもとに,どのような場合に β-ガラクトシダーゼ遺伝子が発現しているのか説明しよう。 1個の細菌が増 殖してできた細 菌の集団をコロー ニーという。 コロニー コロニー X-gal B -ガラクトシダーゼ 青い物質 白色のコロニーが形成された。 図2 X-gal を含む培地での 青色のコロニーが形成された。 コロニー 図3 X-gal と IPTG を含む培地での コロニー ラクトース≒IPTG 考察 の ポイント ●IPTGを含む培地でのみ青色のコロニーが形成されたことは,何を示してい るのかに着目しよう
考察 図2 から, IPTGの存在し ない培地上には白色のコロニー が、図3からIPTGの存在する 培地上には青色のコロニーが,そ れぞれ形成されたことがわかる。 X-gal は,β- ガラクトシダーゼ が存在する場合には,青色の物質 に変化する。このことから, 培地 にラクトースの類似物質である IPTGが存在する場合にのみ, 大 腸菌は β- ガラクトシダーゼを合 成していると考えられる(図4)。 X-gal が存在 X-gal とIPTGが存在 ○ 白色のコロニー 青色のコロニー B-ガラクトシダーゼは 合成されていない。 β- ガラクトシダーゼは 合成されている。 10 図4 IPTGとβ-ガラクトシダーゼの合成との関係 したがって,大腸菌は,β-ガラクトシダーゼを常に合成しているわけではなく, 環境中にラクトースやラクトースの類似物質 (IPTG) が存在する場合にのみ合成す ると考えられる。 15

回答

✨ ベストアンサー ✨

図 2…白色のコロニーが形成されており β−ガラクトシダーゼが存在しないまたはごく少量
そうするとX-galが分解されないで青色の物質が生成されなかったと 培地にラクトースが含まれていないから大腸菌は合成する必要がない 合成が抑制されていると言うふうに考えることができます

図3…青色のコロニーが生成されており β−ガラクトシダーゼが存在してて
そうするとX-galを分解した結果青色の物質が生成した
ラクトースが存在する時と同様に大腸菌のラクトースオペロンを誘導して合成を促進したんだなと

まとめると
IPTGが存在する場合にのみ、大腸菌がβ-ガラクトシダーゼを合成していると考えられるのは、IPTGがラクトースの代わりにラクトースオペロンを誘導し、その結果としてβ-ガラクトシダーゼの合成が起こり、X-galが分解されて青色のコロニーが形成されたという実験結果に基づいているから

れもん

分かりました!!ありがとうございます🙇🏻‍♀️

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