✨ ベストアンサー ✨
①昔は、紙幣は金と交換できたので、各国の紙幣と金の交換レートが決まっていたので、為替(円とドルの交換とか)は固定でした。
金本位制 兌換紙幣(だかんしへい)
②今は、紙幣は不換紙幣なので、金(ゴールド)に交換できません。みんながこの紙幣に一万円の価値があると幻想を抱いているだけなんです。
③そうなると、紙幣の価値を固定する事ができません。国債(国の借金)など金融商品の利回りによって、各国の紙幣の力関係がでてきました。
たとえば、銀行を預けるとして、利率の良いところに預けませんか?
つまり、金利の安い国でお金を借りて、金利の高い国に預けると、それだけで、儲かるんですよね。少量の額ではたいした差はなくても、大金を使えば、結構儲かるんですよね。
貿易をしている企業は、いつお金を交換するかでも、利益が一気に変わります。
④だから、日々各国のお金の交換レートがわかるのです。
そして、世界の基準になる通貨はドル(米ドル)です。世界最大の市場はアメリカだから、そうなるんですよね。
話はそれますが、だから、アメリカがついた陣営が世界大戦で勝利するんですよね。連合国側に正義があったからでなく、世界最大の消費地であるアメリカを中心に資本主義は動いている(世界経済が動いている)。つまり、世界の政治もアメリカを基準に世界が動いています。
だから、1ドルで、何円と交換できるかが基準になります。
数字上、1ドル145円と円の数字が高い方が円安になります。1ドルと交換するのに、145円も円が必要だから、円の価値がない=円安。
1ドル80円の場合は、80円で1ドルを手に入れられるので、円高になります。
⑤戦後、1ドル360円で交換レートが固定されていました。円は丸○なので、360度だから、360って、安直な理由で交換レートが決まった事もあります。
❻為替は、国際情勢や歴史を学ぶ良いきっかけ。
明治時代1ドル1円で為替が始まりました。
円は、通貨単位のマルクをもじって丸○から円。
銭は、通貨単位セントをもじって作られた単位。
1ドル=1円で、1銭=1セント
でも、インフレ(ハイパーインフレ)がおこり、1ドル=130円くらいになりました。
大学初任給は、戦前は100円くらいだった。
戦後の高度経済成長の時に、3~4万円
今は、20万くらい(ここは職種によってまちまち)。
この変化をじっくり観察すると、ある事が浮かび上がってきます。
WWⅡの敗戦の時に、ハイパーインフレを起こしている。
❼今、金融に詳しい大人は、金融危機(世界恐慌)を恐れています。
その理由は、長くなるので、ここでは省きますね。
SNSでは、#日銀破綻が先日トレンドに入りました。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2303/30/news182.html
もし良かったら、この機に、資本主義、FRB、世界恐慌、ハイパーインフレなどを調べられても良いと思います。
よく分かりました😊
ありがとうございます