国語
中学生
解決済み

自動詞と他動詞の違いがわかりません。
見分け方などありましたら教えていただきたいですm(._.)m

7 次の①~④の傍線部の動詞について、自動詞ならA、 他動詞ならBを書き なさい。 魚が焼ける。 2 夢を実現する。 猫が細い道を通る。 父親がほめる。 ① (3) AB to

回答

✨ ベストアンサー ✨

_チナミ さんに言ってもしょうがないけれども、これは、非常に高度な問題です。十分に、自動詞と他動詞と、の区別を判別出来る人が、例外的なものとして習うたぐいのお話しです。こんな問題を、自動詞と他動詞と、の区別を判別出来ない人に、解説もなしにやらせたら、混乱するだけです。こんな問題やらせたら、逆効果です。やらせるなら、一回、解説してからやらせないとダメです。

【①】〘例外的な設問〙
 (1). 私は魚が焼ける。
 (2). グリル(≒ガスコンロの魚焼き器)を点火したら魚が焼ける。

_(1). は、他動詞です。(2). は、自動詞です。違いが分かりますか?
_(1). は、私と言う主格が、魚を焼くことが可能である、と言う意味であって、魚は主格では有りません。
_では、魚が、の、格助詞「が」は、何を表しているのでしょうか?
_格助詞「が」には、主に5つの用法が有ります。
 [1]. 主格。
 [2]. 同格。
 [3]. 連体格。
 [4]. 準体言。
 [5]. 述語の対象。
_この内、[5]. に関しては、余り学校・塾では習わないと思います。
_(1). 「私は魚が焼ける。」は、「私は魚を焼ける。」に置き換えても、意味が全く変わりませんね?ですから、魚は主格ではないので、「魚が」は主語ではありません。
_但し、「私は魚が焼ける。」の動詞は、「焼け」で、「る」は、可能の助動詞なのです。
_ですから、焼けるに傍線部を振って、『傍線部の動詞』と訪ねているので、(1). の意味ではない、と、判断しなければならないのです。
_(2).は、 点火したグリルに魚を入れて置いたら、勝手に魚が焼けた。私は、調理器具にセットしただけですよ。魚が焦げたのも、魚が生焼けなのも、私のせいでは有りませんよ。と、言う意味です。
_主語は、「魚が」です。
_ですから、自動詞なのです。

【②】
_②は、例外的な設問ではありませんので、一般適切な説明をします。
_自動詞とは、主格が動詞の動作・状態変化をした結果が、述語(動詞)の対象に変化を及ぼさず、主格にのみ変化を及ぼす動詞です。
_他動詞とは、主格が動詞の動作・状態変化をした結果が、述語(動詞)の対象に変化を及ぼす動詞です。
「続く」

チナミ

ペンギンさん、詳しく説明してくださり、本当にありがとうございます。この単元?はずっと理解できていなかった部分なので助かりました。説明も分かりやすくて、これなら解ける気がします。
それと、ペンギンさんがおっしゃっていた、前半部分にコメントやベストアンサーをして、というのはこれでよろしいでしょうか…?私が理解できていなかったらすみません💦

ぺんぎん

_前半部分にコメント、合っています。
【訂正】
❨1❩、「訪ねている」:誤→「尋ねている」:正。誤変換です。
❨2❩、「一般適切な説明」:誤→「一般的な説明」:正。誤変換です。

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回答

「つづき」
_②は、主格が省略されていますので、矛盾がない範囲で勝手に仮定して補って考えます。例えば、「私が夢を実現する。」とか、「私の彼氏が夢を実現する。」とか、補って考えます。
_述語(動詞)の対象は、「夢」です。実現したら、「夢」から「現実」に状態変化します。だから、他動詞です。

【③】〘例外的な設問。〙
_③は、チナミ さんは、正解していますが、それなりの割合の人は他動詞としてしまいます。なぜなら、「細い道を」の格助詞「を」がついているので、これを目的格を表す、と勘違いしてしまうからです。
_尚、小中高で習う日本語の文法では、目的格はあっても、目的語はありません。(大学以降で学ぶ日本語訳文法では、派閥により、目的語がある派閥もあると伝聞しています。)目的格も、全て、述語を修飾する修飾語です。
_③. では、主格は猫で、主語は、「猫が」です。
_「猫が」通っても、細い道には(殆ど)影響を与えません。ここで言う影響とは、壊れる、とか、そういう明らかな影響のことです。足跡が残る、とか、汚れる、とか、の多くの人にとっては些細な変化は考えません。
_「猫が」「通る」ことで、主格の猫は、移動と言う動作を行いました。その他には影響を与えていません。てすから、自動詞なのです。
_では、「細い道を」の格助詞「を」は、目的格ではなければ、何の用法なのでしょうか?「経路・経過」の用法の「を」なのです。

【結論】
_「が」と「を」とを考えることで、過半数の設問は区別出来ますが、主格の「が」やら、目的格の「を」やら、の用法以外の「が」・「を」が出て来る場合があるので、要注意!
_確実に正解するには、【②】の解説で回答した様に考えてね。

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その文の中の動詞に「〜を」が必要なら他動詞、必要ないなら自動詞です。

チナミ

よく分かりました!ありがとうございますm(__)m

ぺんぎん

_ゆめ さん、それは基本問題への対処の方法です。添付画像は、非常に高度な応用問題です。
_『その文の中の動詞に「〜を」が必要なら他動詞』ならば、何故、③、が自動詞で、④、が他動詞なのですか?

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