_医者が製薬会社の社員(プロパー)から賄賂を貰う事が横行し、医者と製剤薬局と分離する政策を医薬分離として国が推進しました。その為に、今までは、薬剤師が急に必要になって、沢山の薬剤師を増やす為に、色々と優遇されていたのです。
_今後は、国の医療支出を減らす為に、薬剤師は減らす方に動き、様々な優遇は減るでしょう。
_実際、調剤薬局の統廃合が進み、グループ化、寡占化、が進んでいます。大型門前薬局チェーンも統合されていたりします。個人経営の調剤薬局は、殆ど無くなりました。経営が苦しいからです。
_薬剤師が儲かるボロい商売であるのは、少しずつ崩れつつあるのかも知れません。
_順天堂大学は、医薬分離に逆らい、通院でも院内処方を原則とする数少ない病院です。それだけ、薬剤師の権利を認めている、という事でもあります。病院勤務の薬剤師の道が大きい順天堂大学の方が、選択肢が広がるのではないのかな。