生物
高校生

(3)(4)が解説を何度観ても分からないのでどなたか教えていただきたいです

思考力UP問題 右図は、植物Aと植物Bについて、光の強さ との関係を示したグラフである。 グラフの縦軸の数 @光補償点 値は相対値である。 植物における③⑥の光の強さを何というか光飽和点 (2) 植物 B は何植物というか。また,遷移の過程ではどの段階に多 く出現するか、次のア~オ から2つ選び記号で答えよ。 ○吸収速度(相対値) S 4 2 ⑦ 草原 イ 低木林 ⑦ 陽樹林の高木層 陰生植物 ② 陽樹林の草本層 オ陰樹林の高木層 (3) 光の強さが2キロルクスのとき, 植物 A と植物Bの光合成速度 について, 正しい関係は次のア~ウのどれか。 ア 植物 A <植物 B イ 植物 A = 植物 B ウ 植物 A > 植物 B (4) 植物 A,Bの光合成速度の最大値について, 正しい関係は次のア~⑦のどれか。 ア植物 A <植物 B ① 植物 A = 植物Bの2倍 植物 A > 植物Bの2倍 0 -2 植物 A 植物 B b 2 4 6 8 10 12 14 光の強さ (キロルクス)
解答: (1) 光補償点 (2) 陰生植物, エ 1 (3) ① 解説:ここでは「光合成速度」の関係について問われていることに注意する。 光合成速度=見かけの光合成速度 + 呼吸速度 なので, 植物 A の光合成速度=0+2=2 植物 B の光合成速度 = 1+1=2 よって,どちらも光合成速度は等しいといえる。 b光飽和点 (4) 解説: 光合成速度の最大値とは, 最大光合成速度のことを指している。 植物 A の最大光合成速度=7+2=9 植物 B の最大光合成速度=3+1 = 4 よって, 植物 A の最大光合成速度は, 植物 B の最大光合成速度の2倍より 大きい。

回答

2キロルクスの所にに着目してみると、
AはCO2吸収量が0、BはCO2吸収量が1とわかります。
※ただし、この相対値はあくまで、
(光合成によって吸収したCO2速度)-(呼吸によって吐いたCO2速度)
によって出た値にすぎません。

本当の意味での(光合成によって吸収したCO2速度)の量が知りたいなら、(呼吸によって吐いたCO2速度)の量も考慮に入れなければならないのです。

だから、(呼吸によって吐いたCO2速度)の相対値も求めます、
どうやるかと言うと、

光の強さが0キロルクスの所に着目します。

理由は、光の強さが0ということは、光合成をしない(CO2を吸収する事はない)です。
と言う事は、純粋な呼吸によって吐き出すCO2の速度がわかります。

どうやらここでは、0キロルクスの時、植物Aが相対値-2、植物Bが相対値-1の速度でCO2を吸収する。
逆に言えば、植物Aは2、植物Bは1のCO2を吐き出しているとわかります。

よって、(吸収したCO2の速度)を求めるには、
呼吸によって吐かれてしまった呼吸量も考慮して、
Aは0+2=2、Bは1+1=2とわかるのです。

これの意味がわかれば(2)も分かると思います。
もしわからなかったら言って下さいね。

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