✨ ベストアンサー ✨
過去形というのは、基本的に、
現在とは関係のない過去の出来事
を表すのに使いますね。
時制の一致のよくある説明は
例えば I knew he loved her. という文は、
私が知っていた のは過去のことだから
その知っていた内容も、その過去の時点でのことのはず
というものです
このknewとlovedは、時制の一致でどちらも過去形に
なってますが、
過去形になっている以上、過去形の基本的な意味はきちんと踏まえているはずです。
つまり
knewやlovedは(現在どうであるかは"関係なく"、過去のある時点で)「知っていた」「愛していた」ということですよね。
ところが、世の中には個々人の意志では変えようのないことがいっぱいあります。
・三角形の内角の和は180°である
・地球は自転する
・水の沸点は100℃である
こういうのは、人間には変えようのないことで、いままでもこれからもずーーっと同じ状態が続くと考えられるので、
「(現在とは切り離された)過去のある時点でのできごと」を述べる過去形とは相性が悪いんです。
> なぜ不変の真理が起こるのか分からないので教えて
ちょっと誤解していると思うのですが、
「不変の真理」が起こるのではありません。
「不変の真理」を表すような表現は、時制の一致の影響を受けずに現在形で表す。
ということです。理由はすでに述べたとおりです。
「真理」ってなんだよ っていう話を一応しておきますが、まず、
学術的に(特に自然科学の研究によって)証明されていることは、真理 と言って良いです。
哲学的な思考とか議論によって到達した結論も、ここでいう真理 に当てはまります。
いつでもどこでも誰にでも当てはまること を見つけようとする知的な活動によって、表された内容が、
不変の真理ってことです。
回答ありがとうございます。
では、例文の「その子どもは、クジラが哺乳類であることを知らなかった」に対して未来であっても「その子ども」が「クジラが哺乳類である」ことを知らなかった、
という事実は変化しないから不変の真理が起こる、という解釈でいいのですか?