5 光や音について調べる実験を行った。 あとの問いに答えなさい。
<実験1>
図1のように、透明な直方体の厚いガラスを通して鉛筆を観察した。 図2は、図1を真上から見た模式図で
ある。ガラスの前面から鉛筆を見ると, ガラスごしに見える部分は,直接見える部分とずれて見えることがあ
った。また、側面からガラスごしに見ると、 どの位置からも鉛筆は見えなかった。
<実験2>
図3のように、モノコードの中央にコマを置き, コマと弦が接する点をPとして,PQ間をはじいた。その
ときの音の振動を、オシロスコープを用いて調べたところ、図4のような波形が表示された。次に, 弦のはじ
く強さ, PQ間の長さ, 弦の張り方、弦の太さを変えて、音の波形の変化を調べた。
図 1
図2
図3
前
ガラス
「鉛筆
側面
前面
ア
イ
側面
エ
ガラス
鉛筆
図 4
振幅
ア
0
WA
イ
時間 [s]
H
弦
0.006
Q
(1) 〈実験1>で,前面から見たとき, 鉛筆がずれて見えたのは, 光のある現象によるものである。 光のある現
象を何というか, 書きなさい。
(2) <実験1> , 鉛筆から矢印の方向に進んだ光は, ガラス中ではどの方向に進むか。 図2のア~エから1つ
選び, 記号を書きなさい。
(3) <実験1>で,側面から見たとき, 鉛筆が見えなかったのはなぜか、書きなさい。
(4) 〈実験2> で, 図4の波形より,この音の振動数は何Hz か, 求めなさい。
(5) <実験2> で, PQ間を強くはじいたとき, 波形のようすはどうであったか。 また, コマを動かし、図3の
PQ間を短くしてはじいたとき, 波形のようすはどうであったか。 次のア~エからそれぞれ1つ選び,記号を
書きなさい。 ただし, 縦軸 横軸の1目盛りの値は、図4と同じである。
ア
イ
MA
Un
MA
6)
<実験2>で、弦の張り方を強くしたときのようすについて正しく説明したものを、次のア~エから1つ選
び, 記号を書きなさい。
ア 振動数が少なくなり, 音が高くなる。
ウ 振動数が多くなり, 音が高くなる。
イ振動数が少なくなり, 音が低くなる。
エ 振動数が多くなり, 音が低くなる。
<実験2>で、弦の太さを細いものに変えた。このとき,図4と同じ高さの音を出すためには,コマを中央
から図3のア,イのどちら動かして,PQ間をはじけばよいか, 記号を書きなさい。
ありがとうございます