✨ ベストアンサー ✨
訳については、どちらをどっちで訳しても大した問題ではありません。分けて覚えなくて良いです。
butは 等位接続詞 と言ってandやorの仲間です。
A and B・A but B・A or B
このAとBは、文法的に同じものがきます。
単語と単語・節と節など。
単語の場合は、名詞と名詞・動詞と動詞というふうに、品詞も同じになるはずです。
文と文をつなぐこともできます。ただしその場合は
A, but B.のように、前半の文の終わりにカンマを入れるのが普通です。
この場合ピリオドは後半の文の末尾にありますから、AのはじめからBの終わりまでが一文になりますね。
このように接続詞は「【一文の中で】前後をつなぐ」ものなので、文頭に置かれることはないんです。
長いので切ります
thoughやalthoughは、接続詞の中でも「従位接続詞」というやつで、ifとかbecauseとかの仲間です。
I will make a sandwich if you are hungry.
もしくは
If you are hungry, I will make a sandwich.
「もしお腹が空いてたらサンドイッチを作りますよ」
ifは接続詞だから、ifの前後に主語動詞のある文がありますよね(正確には"節")
これを詳しく見ると
①I will make a sandwich 「サンドイッチを作りますよ」
②if you are hungry 「もしお腹が空いてたら」
と分けることができて、
②のifのまとまりが①のまとまりにかかっています。
文のメインになる主語述語があるのは①の方です。
これを「主節」と言います。
②のifのまとまりは必ず主節にかかるようになってます。これは「従属節」と言ったりします。
Emily has speed though other players have strength.
もしくは
Though other players have strength, Emily has speed.
「他のプレイヤーには力があるが、エミリーにはスピードがある」
これもifとおなじで
①Emily has speed 「エミリーにはスピードがある」
②though other players have strength.
「他のプレイヤーには力があるが」
というふうに分けることができて
接続詞のまとまりが、主節を修飾しています。
詳しくありがとうございます❁⃘*.゚
長年の疑問がようやく理解できました❁⃘*.゚
howeverは副詞です。
細かくいうと文修飾の接続副詞。
副詞だから語順の自由度は高くて、文頭文中文末、どこでもOKです。
howeverは、
①置かれているその文全体を修飾していて(文修飾)
②前の文の内容を逆接でつなぐ("接続"副詞)役割があります。
The concert was short. However, it was very good.
このhoweverは、
①置かれているその文全体を修飾
= it was very good. っていう文にかかっていて
② 前の文の内容を逆接でつなぐ
= The concert was short. の内容を逆接でつなぐ
butと違うのは、
butはあくまで"前後の単語とかまとまり"を文法的につなぐから、butの前後両方に何かないと文法的に誤り(=文頭に置けない)
howeverは、文法的にかかっている(修飾している)のは、howeverの含まれている文だけ。
だから文頭に置いて、howeverから後ろの部分にかかる、という使い方が可能なんです。
ただしhoweverの役割は、前の文の内容を逆接的につなぐというものなので、文頭において「しかし」的な使い方になるんです。(文中や文末でも同じですが)
この役割についてですが、元々の仕組みはこんな感じで理解できます。
howeverには「どんなに〜しても」という使い方もあります(文法の授業だと関係詞で習います)
The concert was short. However, it was very good.
↓
The concert was short.
However (the concert was short,) it was very good.
コンサートは短かった
どれだけコンサートが短かったとしても、それはとても良いものだった。
この( )の部分が省略されて、
howeverが単独で、逆接の意味でつなぐものとして扱われるようになった、ということだと思います。
つまり
howeverの逆接の役割は、元々のhoweverの意味から来るものなんです。
文法的にはhoweverは、接続している後ろ文にかかっているだけなので、文頭に置くことができます。
一文の中でhoweverの前に何もなくても、そのさらに前の文に遡って、その内容を受けて「しかし」と言うことができるんです。
butはあくまで「文法的な理由で前後が必要」なので、文頭には置けないです。