英語
高校生
解決済み

Butと howeverの違いがいつになっても全く分かりません💦

「しかし」と「しかしながら」と訳すこと、接続詞と副詞、文頭に置けない・置けるということは理解したのですが、

なら文を区切ればbutの代わりにhoweverを置くことができないのですか?
文を区切らなければhoweverの代わりにbutを置くことができないのですか?

調べたらalthoughもあり、そちらも含めて教えて頂けたら嬉しいです🙇

回答

✨ ベストアンサー ✨

訳については、どちらをどっちで訳しても大した問題ではありません。分けて覚えなくて良いです。

butは 等位接続詞 と言ってandやorの仲間です。
A and B・A but B・A or B
このAとBは、文法的に同じものがきます。
単語と単語・節と節など。
単語の場合は、名詞と名詞・動詞と動詞というふうに、品詞も同じになるはずです。

文と文をつなぐこともできます。ただしその場合は
A, but B.のように、前半の文の終わりにカンマを入れるのが普通です。
この場合ピリオドは後半の文の末尾にありますから、AのはじめからBの終わりまでが一文になりますね。
このように接続詞は「【一文の中で】前後をつなぐ」ものなので、文頭に置かれることはないんです。

長いので切ります

ののののの

howeverは副詞です。
細かくいうと文修飾の接続副詞。
副詞だから語順の自由度は高くて、文頭文中文末、どこでもOKです。

howeverは、
①置かれているその文全体を修飾していて(文修飾)
②前の文の内容を逆接でつなぐ("接続"副詞)役割があります。

The concert was short. However, it was very good.

このhoweverは、
①置かれているその文全体を修飾
= it was very good. っていう文にかかっていて
② 前の文の内容を逆接でつなぐ
= The concert was short. の内容を逆接でつなぐ

butと違うのは、
butはあくまで"前後の単語とかまとまり"を文法的につなぐから、butの前後両方に何かないと文法的に誤り(=文頭に置けない)

howeverは、文法的にかかっている(修飾している)のは、howeverの含まれている文だけ。
だから文頭に置いて、howeverから後ろの部分にかかる、という使い方が可能なんです。

ただしhoweverの役割は、前の文の内容を逆接的につなぐというものなので、文頭において「しかし」的な使い方になるんです。(文中や文末でも同じですが)

この役割についてですが、元々の仕組みはこんな感じで理解できます。

howeverには「どんなに〜しても」という使い方もあります(文法の授業だと関係詞で習います)
The concert was short. However, it was very good.

The concert was short.
However (the concert was short,) it was very good.
コンサートは短かった
どれだけコンサートが短かったとしても、それはとても良いものだった。

この( )の部分が省略されて、
howeverが単独で、逆接の意味でつなぐものとして扱われるようになった、ということだと思います。

つまり
howeverの逆接の役割は、元々のhoweverの意味から来るものなんです。
文法的にはhoweverは、接続している後ろ文にかかっているだけなので、文頭に置くことができます。
一文の中でhoweverの前に何もなくても、そのさらに前の文に遡って、その内容を受けて「しかし」と言うことができるんです。

butはあくまで「文法的な理由で前後が必要」なので、文頭には置けないです。

ののののの

thoughやalthoughは、接続詞の中でも「従位接続詞」というやつで、ifとかbecauseとかの仲間です。

I will make a sandwich if you are hungry.
もしくは
If you are hungry, I will make a sandwich.

「もしお腹が空いてたらサンドイッチを作りますよ」
ifは接続詞だから、ifの前後に主語動詞のある文がありますよね(正確には"節")

これを詳しく見ると
①I will make a sandwich 「サンドイッチを作りますよ」
②if you are hungry 「もしお腹が空いてたら」
と分けることができて、
②のifのまとまりが①のまとまりにかかっています。

文のメインになる主語述語があるのは①の方です。
これを「主節」と言います。
②のifのまとまりは必ず主節にかかるようになってます。これは「従属節」と言ったりします。

Emily has speed though other players have strength.
もしくは
Though other players have strength, Emily has speed.
「他のプレイヤーには力があるが、エミリーにはスピードがある」

これもifとおなじで
①Emily has speed 「エミリーにはスピードがある」
②though other players have strength.
「他のプレイヤーには力があるが」
というふうに分けることができて
接続詞のまとまりが、主節を修飾しています。

美星

詳しくありがとうございます❁⃘*.゚
長年の疑問がようやく理解できました❁⃘*.゚

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回答

butとalthoughは接続詞であり、howeverは副詞です。なので、butやalthoughの後ろには節を用いて従属節とすることが出来ますが、howeverは副詞であるので、直後に節を伴って従属節とすることは出来ず、主節しか持ってくることができません。

具体的に、「私は彼を止めたんだけど、彼はもうアメリカへ行ってしまったわ。」の英訳を例に説明します。

例1) I stopped him. However, he went to America.
=I stopped him, but he went to America.

例2)Although I stopped him, he went to America.

例1ではhoweverを用いて表現していますがhoweverは副詞であるので、例2のようにhoweverで節を作ることができません(howeverは複合関係詞として副詞節を作ることが出来ますが意味がぶれるので今回は無視します。)ここがhoweverとbutやalthoughとの大きな違いです。

よくあるミスとしては

例3)I stopped him, however he went to America.

このように使ってしまうミスがあります。
例3ではhoweverを接続詞として使っているので、意味が少し変わって、「彼がどのようにしてアメリカに行こうとも、私は彼を止めた」という意味不明文章が出来上がってしまいます。

美星

ありがとうございます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
とても分かりやすいです❁⃘*.゚
理解出来ました❁⃘*.゚

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