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BIS規制とは、国際業務を行う金融機関に対して、自社の保有する資金のうち、自己資本比率が8%以上を占めるように求める規則です。自己資本というのは、会社が持つ資金のうち、借金によって調達したものではなく、株主の出資による資本金や内部留保によって調達したもののことです。
企業というのは個人とは違って借金をするのは当たり前なのですが、あまりに自己資本比率が低い会社は、大量の借金で資金を賄っているわけで、信用できないと考えられます。特に、金融機関の信用不安は業界の性質上、経済全体に悪影響を及ぼします。そこで、経済のグローバル化にあわせ、国際業務を行う金融機関に対しては、自己資本比率を8%以上にすることを要求することで、金融機関の財務的安定性を向上させるのがBIS規制の狙いです。
イの選択肢はおそらく、預金保険制度(ペイオフ)の説明です。