政治・経済
高校生
解決済み

政経の共通テストの演習問題です。
Xにはなぜイが入るのですか?

問8 日本国憲法の施行後の衆議院議員総選挙に関連して, 真冬さんは父親と次の ような会話をした。会話文を読み, X Z に当てはまるものの組 合せとして最も適当なものを, 131ページの①~⑧のうちから一つ選べ。 8 真冬:日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。これ以降、衆議院議員総 選挙は20回以上も実施されてきたのね。 父さんが初めて投票に参加した 総選挙は、いつのことなの? 父 :1993年の総選挙のときだよ。 真冬: X なった総選挙ね。 いわゆる「55年体制」の時代が終わることになるきっかけと 父 :その次の衆議院議員総選挙から, 小選挙区比例代表並立制が導入された のではなかったかな。 真冬:うん。 「政治・経済」の授業でそう学んだわ。 そうそう, 授業の中で先 生が「 Y 政党の得票率と議席占有率の差が開きやすい」と説明 していたことが気になって, 総務省の Web ページでこれまでの衆議院 9 議員総選挙の結果を示す資料を調べてみたの。 父 :先生の説明に該当する資料は見つけられたかな。 真冬: この二つの図(図1 図2 ) を見比べると, 先生の説明と一致するな,と • 思ったわ。 Z 父 :2012年の衆議院議員総選挙の結果を示した資料だね。 このとき のか。選挙結果資料は,さまざまなことを考えるきっかけになるね。
小選挙区 比例代表 小選挙区 0.0 比例代表 第46回衆議院議員総選挙 (2012年12月16日) 党派別得票数の割合(%) 自由民主 43.0] 自由民主 27.6] 民主16.0 Cabala SS 維新 20.4 民主22.8 50.0 [自由民主79.0] 自由民主 31.7 民主16.7 図2 第46回衆議院議員総選挙 (2012年12月16日) 党派別当選者数の割合(%) 維新11.6 公明1.5- 公明11.8 維新 22.2 みんな 4.7 みんな8.7 民主9.0 諸派・無所属 16.3 諸派無所属 15.5 維新 4.71 みんな 1.3 公明12.2 100.0(%) 公明3.0 諸派・無所属3.0 みんな7.8| 諸派・無所属 9.4 100.0(%) 0.0 50.0 注:図1 図2とも、合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合がある。当選者数 が多かった順に第1党から第5党までは政党名を掲載し,第6党以下については諸派 に含めている。 出典:図1 図2とも総務省 Web ページにより作成。 X に当てはまるもの 単前×2、村山内閣 自由民主党と日本社会党の二党による政権交代がくり返されてきた イ 自由民主党が一貫して政権を維持してきた Y に当てはまるもの ウ エ 小選挙区制は, 比例代表制よりも Z に当てはまるもの オ 自由民主党と公明党は, 小選挙区において, 両党あわせて30パーセント台 の得票率で70パーセント台の議席占有率となった カ民主党は, 小選挙区において, 20パーセントを超える得票率で10パーセン トに満たない議席占有率となった ① (2) (3) 4 (5) (6) ⑦ 小選挙区制よりも 比例代表制は, ⑧ X Y I アアアアイイイイ ウウエエウウエエ オカオカオカオカ I I Z I

回答

✨ ベストアンサー ✨

55年体制(1955~1993)は1955年に自由民主党が結成され、鳩山一郎政権が誕生してから、1993年に宮澤喜一政権が総選挙で敗れて自由民主党が政権を失うまでの、自由民主党による長期政権のことを言います。この間、最大野党として日本社会党がありましたが、遂に政権を獲得することはなく、万年野党であり続けました。アメリカやイギリスの二大政党制では右派政党と左派政党が政権交代を繰り返したのとは対照的です。
ですから、55年体制は自由民主党と日本社会党が政権交代を繰り返したわけではなく、自由民主党が一貫して政権を維持したものになります。

村山内閣に関しては宮澤喜一政権が崩壊した後のものです。戦前×2というのはちょっとよくわかりませんが、少なくとも自由民主党も日本社会党も戦後に成立したものですから、戦前は55年体制には含まれません。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?